CASE STUDIES 導入事例
専門家によるアドバイスと手厚いサポートでメールの到達率が改善
導入前の課題
- 特定の顧客の環境でトランザクションメールが不達になっていたが、原因の詳細と解決方法が解らず困っていた。
- メールが不達になってしまったときの相談先やサポート体制がなかった。
- 専門家によるアドバイスを欲していた。
導入後の効果
- 不達時にすぐに相談することができ、解決までの時間が速くなった。
- 専門家によるアドバイスと手厚いサポートを受けられるようになった。
- 不達の問い合わせがなくなった。
customer's voice
メール不達の原因が判らず、解決に至らない状況が続く。
時にはクレームが発生することも…!
ボクブロックさまの事業内容について教えてください。
林氏
もともとはコーポレートサイトを始めとしたWebサイトやECサイトの受託開発をしていました。その中で、ECオープンプラットフォームである「EC-Cube」の利用者をターゲットとした「EC救部隊」の提供を開始した際に、ECサイトの構築だけではなく、その後の集客支援、企画なども含めたトータルコーディネートへのニーズの高さを感じ取り、9年ほど前に事業方針を転換しました。現在ではECサイト関連ソリューションの提供が100%になり、これまでに食品や雑貨、化粧品、アパレルなど、500サイトを越えるECサイトを手掛けてきました。
当社では、これまでに培ったECのノウハウを活かしたパッケージを開発しようとずっと考えおり、そこで昨年公開したのが「Media EC FANTAS(ファンタス)」でした。
FANTASは、ECサイトをメディア化させることに特化したサービスで、ファンを増やすためのさまざまな仕組みが詰まっています。例えば、ECサイト運営に携わる人々を見渡してみると、Web担当者はWeb運用に関して豊富な知識を持っている一方、仕入れ担当者や製造者は商品に対して非常に強い思い入れを持っています。そうした全員の想いを集合知にすることが、ECサイトのメディア化にあたっての一つのコンセプトになっています。
ベアメールの現在の利用状況について教えてください。
林氏
Media EC FANTASで利用しています。
ベアメールの導入を提案される以前は、どういった課題を抱えていましたか。
肥沼氏
ECサイトをお客さまの環境に立てる場合、その環境に依存してしまうことがあります。あるお客さまは、EC-Cubeを利用して海外のサーバにサイトを構築していましたが、トランザクションメール(注文確認の自動送信メールなど)が不達になるということがありました。また、海外のメール配信サービスを使っているお客さまのケースでは、不達状況を確認する画面が英語表記のためわかりづらく、サポートに問い合わせをしても一般的な回答が返ってくるばかりで深くは見てもらえず、ECサイトの利用者からクレームが来てしまうことがありました。いずれのケースでも、どうやって原因を調べたらいいのかわからないということもあり、なかなか改善できず困っていました。
customer's voice
専門家からのアドバイス、メール不達時の調査など、
サポートの手厚さには頼もしさを感じた
なぜベアメールを採用されたのですか?
肥沼氏
先の経験から、メールが不達になってしまったときの調査は専門家でないと難しく、専門家からアドバイスを貰えればすごい助かるなと感じていたところ、Eコマースフェアで「ベアメール」を見つけました。
導入にあたっては、料金とサービス内容を考慮して検討しました。サポートの手厚さはもちろんですが、もし不達が発生しても連絡をすればしっかり調査してもらえるということに頼もしさを感じ、そこが大きなポイントになりました。
ベアメール導入時に感じた事はありますか?
肥沼氏
導入がすごい簡単だなと思いました。もともと使っていたものにSMTPで送信する機能があったので、ベアメールの中継オプションを利用して連携させました。
customer's voice
メールの到達率が改善! 適切なアドバイスのおかげで、迅速な解決へと繋がる
ベアメール導入後、変化はありましたか?
肥沼氏
メール不達の問い合わせが来なくなりました。以前、FANTASの利用者さまで、DNSの設定に失敗していたことが原因でメールが不達になるケースがありましたが、SPFレコードの書き方などをアドバイスしていただき、無事解決に至りました。専門家から正しい情報をレクチャーしてもらえるのは、迅速な解決へと繋がるのでたいへん助かるなと感じています。
また、サーバトラブルが起きた際、送信されたメールの配信状況を急ぎで確認したいということがありましたが、その際もすぐに電話が繋がり、確認方法を教えていただきました。
検討中の企業へのベアメールのおすすめポイントを教えてください。
肥沼氏
サポートの手厚さや対応力ですね。とにかく、クイックにやり取りさせてもらえることが一番のメリットですね。また、改善のアドバイスをもらえるということは他のサービスではなかなかないので助かっています。
ベアメールへリクエスト(今後追加してほしい機能、直してほしい点)はありますか?
肥沼氏
サポートを今のままの品質で維持して欲しいなと思っています。あとは、WebAPIオプションでは現状XMLで書けるようになっていますが、JSONでも書けるようになるといいですね。メルマガを送るときにAPI接続をしたいのですが、JSONを使う機会が多いため、そのあたりの機能を充実していってくれたらいいなと思っています。
ボクブロックさまの今後の取り組みについて教えてください。
林氏
FANTASの顧客はアパレルや雑貨、コスメが中心ですが、今後もその方向で進めつつ、導入事例を作り、より顧客を獲得していく予定です。それと併せて、すぐに導入できるような簡易版のパッケージを用意して、導入のハードルを下げていくことも考えています
また、ECサイトをメディア化するのに特化するだけではなく、例えば、僕ら自身がコンテンツを書いたり、商品のパッケージの梱包などを提案し、「どうやったらファンに愛してもらえるのか」といったキーワードをもとに新たなサービスを展開したいと思っています。
- 企業名
- ボクブロック株式会社
- 代表者
- 代表取締役 : 林 昌孝
- 設立
- 2007年11月5日
- 本社所在地
- 東京都千代田区九段北1-4-5 北の丸グラスゲート7階
- 事業内容
- eコマースに関わるソリューション全般
- URL
- コーポレート:https://www.bokublock.jp/
Media EC FANTAS:https://www.media-ec-fantas.com/
- ※2024年、合併により「株式会社イーシーキューブ」へ社名が変更(代表取締役 岩田 進)