Menu

CASE STUDIES 導入事例

迷惑メールスコアリング DMARC分析 到達率改善

株式会社 C&P

迷惑メールスコアリングの診断とプレミアムサポートによってメール到達率を改善。
Gmail宛の配信エラーが90%から10%以下に!

C&P
取材日:2024年12月3日

導入前の課題

  • Gmail宛のメールが届かないトラブルが発生していた。
  • メールの到達率を改善したくても、原因がわからず手をつけられなかった。
  • 契約中のメールリレーサービスでは、到達率改善のためのサポートが十分とは感じられなかった。

導入後の効果

  • メールが届かなかった原因を突き止め、改善策を知ることができた。
  • メール送信環境の整備を、専門家のサポートを受けながら進めることができた。
  • Gmail宛にメールが届くようになった。Postmaster Toolsで確認できるエラー率や、ドメインレピュテーションも改善した。

customer's voice

Gmailにメールが届かないトラブルが発生。
原因もわからないゼロからのスタート

C&Pさまの事業について教えてください。

筒井氏

主にクライアントの売上向上を目的として、Webサイトの制作・管理などを中心に、マーケティング活動を全般的に支援しています。メールマーケティングについても支援しており、メール配信システムの構築から、メールサーバの手配や到達率のチェックなどトータルでサポートしています。

筒井さまの役割についてお聞かせください。

筒井氏

広告担当として、様々なメディアを用いた集客を行っています。加えて、メール配信のチームの一員として、メール送信環境の整備を担当しています。

C&P
広告部
筒井 寛貴 氏

ベアメールで利用しているサービスを教えてください。

筒井氏

「迷惑メールスコアリング」と、オプションサービスの「プレミアムサポート」を利用しています。

メールの活用状況と、発生していた課題について教えてください。

筒井氏

クライアントのサイトに登録しているエンドユーザに対するメール配信を支援しています。サイトにより配信数にばらつきはありますが、それぞれ月間数万通から数十万通ほどの送信があります。

メールはほぼすべて契約しているメールリレーサービス経由で配信しているのですが、Gmailにメールが届かないトラブルが頻繁に発生していました。複数のメールリレーサービスを契約しており、メールが届かない際には配信環境を切り替えることでなんとか対応していましたが、その修正対応のリソースや複数契約のコストがかかってしまう点も課題でした。

配信先の約40%のユーザがGmailを利用しているため、Gmail宛に届かないというのは大きな問題でした。有料のメールマガジン配信もあり、もし届かないとクレームになるだけでなく返金対応なども発生してしまうため、なんとか改善したいと考えていました。

サービス導入の経緯について教えてください。

筒井氏

メールが届かないことについて契約中のメールリレーサービスに問い合わせても、IPアドレスの交換対応は行ってくれるものの、メール不達の原因究明や、改善するためのサポートなどは充分ではありませんでした。このままではメールが届かないトラブルがいつまた起こるかわかりません。不安を払拭できず、新たなメールリレーサービスを探そうとネットで検索し、ベアメールに問い合わせをしたのがきっかけです。

ベアメールに相談したところ、「メールリレーサービスを変更しても、メールが届かない原因が解消されていなかったら、何を使っても同じことが起きてしまいます。まずは何が問題か調査してみませんか?」という提案をいただきました。

確かにその通りだと思いまして、迷惑メールスコアリングのトライアルで診断したところ、かなり結果が悪かったのです。テストメールを送信して、そのメールに問題点があると該当箇所が赤く表示されるのですが、初めて診断した時には本当に真っ赤でした。合格していたのはSPFぐらいで、それ以外には問題が山積みの状態でした。

こんなにダメなのかとショックも受けましたが、ようやくメールが届かなかった原因が明確になったことでホッとしたところもありました。何よりも、今までわからなかったことが、こんなにすぐにわかるんだと、本当に驚きました。

迷惑メールスコアリングに加えて、プレミアムサポートもご契約いただきました。それぞれ導入の決め手を教えてください。

筒井氏

ベアメール以外にメールリレーサービスを2社ほどピックアップして、それぞれのメリット・デメリットを検討したのですが、迷惑メールスコアリングに勝るものはないという結論でした。これだけしっかりしたサポートが受けられるのであれば間違いないと、光の速度で稟議を通して(笑)、導入を決めました。

トライアルの期間から、これまでの会社とは全然違うなと感じていました。まず、ユーザのわからないことに対する返答が優しいですよね。他社だとメールに関する専門用語をどんどん使って話を進められてしまうことも多いですが、ベアメールはわからない人がわかるように案内してくれるのが親切だなと思います。

設定でわからないことがあったら、わかりやすく教えていただけますし、メールが届かない原因をしっかりと突き止めて、どこをどう改善したらいいのかという道筋まで示してくれる。正直、期待していた以上でした。プレミアムサポートを契約したのは、このクオリティのサポートがずっと受けられるというのが大きな決め手でした。

customer's voice

エラー率90%から10%以下まで劇的に改善!
専門家の支援を受けて対策を行えば、成果が出ると実感

C&P

迷惑メールスコアリングはどのようにご利用いただいていますか。

筒井氏

最初の頃は、迷惑メールスコアリングの診断で赤くなっているNG部分をとにかく潰していく感じでした。改善された項目は緑になるので、目に見えて結果がわかるのは対策を進めていく上ですごくありがたいですね。

メール送信環境の改善が進んでからは、Spamhausなどブラックリストの監視に使っています。配信通数が多いためか、どうしてもブラックリストに登録されてしまうことはあるので、定期的にチェックして登録されていたら解除申請を行うようにしています。
あとは本文ABテストの機能はとても気に入っています。メール本文内のURLは到達率にかなり影響するので、事前にテストできるのはとても助かっていますね。

迷惑メールスコアリングはメール配信を行っている会社は絶対に使うべきサービスと言ってもいいと思います。メール配信ツールにはデフォルトで付いていて欲しいくらいの機能です。

また、最近はGmailの送信者ガイドラインに対応するために導入したDMARCについて、「DMARC分析機能」を活用した運用も実施しています。こちらも順調に進んでいて、DMARCポリシーを「none」から「quarantine(隔離)」へ引き上げる段階にきているドメインも出てきています。

本当に迷惑メールスコアリングは今では無くてはならないツールになっていますね。枕元に置いておきたいぐらいです(笑)。

プレミアムサポートの活用状況についても教えてください。

筒井氏

ベアメールとの契約を機に、メール環境をしっかり整備するために社内でチームを作りました。プレミアムサポートの担当者と毎月1回定例会議があるので、そこで診断結果に関する疑問を質問したり、改善策を教えてもらったりしながら配信環境の整備を進めています。

わからないことがあったらすぐに専門家のサポートを受けられるのは本当に助かっています。
私たちが知らないようなメール業界のトレンドや新しい技術についても教えてもらえるので、メールに関する知識も増えていきますし、技術的なスキルが上がっていくのも大きなメリットだなと感じています。

導入いただいて、実際にどのような成果が出ましたか。

筒井氏

最も大きいのは、やはりGmail宛のメールが届くようになったことですね。 Googleが提供しているPostmaster Tools(ポストマスターツールズ)で確認すると、以前は配信エラーの項目が90%と高い水準でずっと推移しているサイトがあったのですが、今では全てのサイトが10%以内で推移しています。

ドメインレピュテーションについても、常に一番下の「不良」だったものが、今は「低」〜「中」まで上がりました。

ベアメールと契約してわずか10カ月ほどですが、専門家のサポートを受けながらしっかりと対策を進めれば、ちゃんと成果が出るのだと実感しました。

迷惑メールスコアリング・DMARC分析ツールを検討中企業への、おすすめポイントを教えてください。

筒井氏

迷惑メールスコアリングの診断機能もDMARC分析機能も、どちらも何が問題なのか、重要な点がパッとわかりやすいというのがポイントですね。

あとはサポート面が抜群です。契約後の運用について不安に感じるケースもあると思いますが、ベアメールについては導入前の対応から安心して任せられると感じました。導入後の取り組みの姿勢も、自分ごとのように一緒に取り組んでくれるところが本当に心強いです。

昔はメールが届かない理由もわからなかったので、届かないのは仕方がないと思っている節も正直ありました。でも問題を潰すことで到達率を改善できることがわかった今では、改善しないのはただの機会損失ですし、もったいないことだなと思います。メールが届かないことに悩んでいる方には迷惑メールスコアリングを是非おすすめしたいですね。

また、これらのツールの導入を考えている方は、おそらく実際に改善を進めていく担当者になると思うので、スムーズに改善を進めていきたい方には本当におすすめです。

ありがとうございます。最後に、今後の取り組みを教えてください。

筒井氏

最近は情報発信にLINEを使う会社も増えていますが、当社のエンドユーザーは年齢層が高いこともあってかメールが一番利用されています。メールがきちんと届くことは、そのままクライアントの売上や利益へとつながるため、今後もメールの到達率が重要であることは変わりません。
迷惑メールスコアリングを利用したことで、間違いなくメール配信の精度が上がっていると感じています。今のチーム以外のメンバーにも活用してもらって、メンバーそれぞれがメールの改善に取り組めるようになればいいなと思っています。

C&P_ロゴ
企業名
株式会社 C&P
代表
代表取締役 堀 研太郎
設立
2021年3月
本社所在地
東京都中野区中野3-33-3インツ中野ビル5階
事業内容
Webサイトの企画・制作・運営、システム開発、広告代理業、サイト運営代行及びコンサルティング
URL
https://cpcorp.jp