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クリック率を上げるメルマガデザインの作り方|10のコツと注意点を解説

クリック率を上げるメルマガデザインの作り方|10のコツと注意点を解説

最終更新日:2026.03.03

「メルマガのクリック率が伸び悩んでいる」「もっと読者の心に響くメルマガを作りたい」と感じていませんか。

メルマガの成果を左右する重要な要素の一つがデザインです。ターゲットや目的に合わせて、配色やレイアウト、余白、CTAの設置方法などを工夫することで、読者の視線を引きつけ、内容を分かりやすく伝えることができます。結果として、クリック率やコンバージョン率の改善も期待できます。

この記事では、メルマガデザインが重要な理由から、初心者でもすぐに実践できるクリック率を高める10のコツ、そして迷惑メールと判定されないための注意点まで、網羅的に解説します。

なぜメルマガのデザインが重要なのか?

メルマガ施策において、配信内容と同じくらいデザインは重要な要素です。デザインを整えることで、読者が内容を理解しやすくなり、商品やサービスの魅力をより効果的に伝えられます。その結果、クリックやコンバージョンといった成果にもつながりやすくなります。

視覚的に情報を伝え、読者の理解を助けるため

文字だけで構成されたメールよりも、画像や図、グラフなどを適切に配置したメールの方が、情報が直感的に伝わりやすくなります。伝えたいメッセージが読者の記憶に残るような見せ方を意識して作成しましょう。

ブランドイメージを統一し、信頼性を高めるため

メルマガのデザインに企業のロゴやブランドカラーを使用することで、Webサイトや他の媒体との一貫性が生まれます。読者に「〇〇社からのメールだ」と一目で認識してもらえるため、安心感や信頼性の向上につながり、ブランディング効果も期待できます。

クリック率やコンバージョン率を向上させるため

整理されたレイアウトや、視認性の高いCTA(Call To Action:行動喚起)ボタンにより、読者に次の行動を明確に示すことができます。「どこをクリックすれば良いか」が一目でわかるようにすることで、Webサイトへの誘導や商品購入といったコンバージョンにもつながりやすくなります。

デザイン性の高いメルマガに適したHTMLメールとは

HTMLメールは、Webサイトを構築するための言語「HTML」を使って作成されたメールです。

文字の色や大きさを変えたり、画像を埋め込んだりすることができ、表現の自由度が高いのが特徴です。そのため、商品やサービスを魅力的に見せたり、ブランドの世界観を伝えたりするのに適しています。また、開封率やクリックされた箇所などを詳細に分析できるため、配信結果をもとに改善を重ねやすい点も大きなメリットです。

ただし、制作にHTMLの知識が必要な場合があることや、受信者の環境によっては表示が崩れるリスクがある点には注意が必要です。

HTMLメールの作成方法や注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。
HTMLメールの作り方と注意点|初心者にも分かりやすく解説|ベアメールブログ

クリック率を高めるメルマガデザインの10のコツ

読者の心を引きつけ、行動を促すHTMLメールを作成するためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。ここでは、初心者の方でもすぐに実践できる、クリック率を高める10のコツを紹介します。

ターゲットと目的を明確に設定する

デザインに着手する前に、「誰に」「何を伝え」「どのような行動を取ってほしいのか」を明確にしましょう。例えば、若年層向けであればポップなデザイン、ビジネスパーソン向けであれば信頼感のある落ち着いたデザインが適しています。ターゲットと目的を定めることで、デザイン全体の方向性がブレにくくなります。

適切なレイアウトを選択する

メルマガのレイアウトには、情報を縦一列に並べる「シングルカラム」や、複数の要素を並べる「マルチカラム」などがあります。近年はスマートフォンでの閲覧が主流のため、縦にスクロールしやすいシングルカラムレイアウトが最も一般的でおすすめです。

スマートフォンでの表示を意識する

メルマガの多くはスマートフォンで読まれます。PCで作成したデザインが、スマートフォンで正しく表示されなければ意味がありません。レスポンシブデザイン(※)に対応し、小さな画面でも文字や画像が適切に表示されているか、ボタンがタップしやすいかなどを必ず確認しましょう。

※レスポンシブデザイン:スマートフォンやPCなど、受信者の画面サイズに合わせてレイアウトを自動調整し、最適な表示を実現する技術

ファーストビューで読者の心を掴む

ファーストビューとは、メールを開いて最初に表示される範囲のことです。ここで興味を引けなければ、本文を読まれずに離脱されてしまいます。最も伝えたいメッセージや魅力的なビジュアルを配置し、「続きを読む価値がある」と感じてもらうことが重要です。

ブランドイメージに合った配色を選ぶ

色は、メルマガ全体の印象を大きく左右します。ロゴやWebサイトで使用しているブランドカラーを基調に、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの3色程度に絞ることで、統一感のあるデザインに仕上がります。

読みやすいフォントサイズと行間を保つ

本文のフォントサイズは、スマートフォンでの閲覧を考慮して14px~16px程度が目安です。行間を適切に設定し、見出しと本文でフォントサイズに差をつけるなどメリハリを意識することで、文章が読みやすくなり、内容も理解されやすくなります。

適切な画像で視覚的な魅力を高める

画像には、読者の視線を引きつけ、商品やサービスの魅力を直感的に伝える効果があります。ただし、過剰に使用するとメールの容量が大きくなり、表示速度の低下につながることもあります。伝えたいポイントを整理し、必要な画像を適切に選びましょう。

CTAボタンは分かりやすく配置する

「詳しくはこちら」「購入する」といったCTAボタンは、メルマガのゴールとなる重要な要素です。ボタンだと一目で認識できるデザインにし、周囲と対照的なアクセントカラーを使うことで視認性が高まります。また、「無料で試す」など具体的な文言を使うとクリックされやすくなります。

適度な余白で情報を整理する

情報を詰め込みすぎず、要素と要素の間に適度な余白を設けることで、内容が整理され、読みやすくなります。余白は、デザインを洗練された印象にし、読者の集中力を高める効果もあります。

フッターに必要な情報を記載する

メルマガのフッターには、法律で定められた情報を必ず記載しましょう。「発行者情報(会社名・住所・連絡先)」と「配信停止(オプトアウト)手続きの案内」は必須項目です。これらを明記することで、企業としての信頼性を高めることができます。

無料で使えるメルマガのデザインテンプレート

メルマガデザインのコツを押さえたら、実際に作成してみましょう。ここでは、メルマガのデザインテンプレートを無料でダウンロードできるサイトをいくつか紹介します。

Benchmark Email(日本語サイト)

ECサイト、トラベル、アウトドアなど、さまざまな業界・用途に合わせたテンプレートを無料でダウンロード可能です。レスポンシブ対応がされており、スマートフォンやタブレットにも最適化されています。

Benchmark Email
https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/Free-HTML-Email-Templates/?_fsi=1Ca9NWZl

Canva(日本語サイト)

多彩なテンプレートが用意されており、初心者の方でも直感的な操作でデザイン性の高いメルマガを作成できます。ただし、レスポンシブデザインに対応しておらず、デバイスによっては正しく表示されない可能性がある点に注意が必要です。

Canva
https://www.canva.com/ja_jp/email-newsletters/templates/

Beefree(英語サイト)

テンプレートの種類が豊富で、キーワードで検索して目的に合ったものを見つけることができます。海外らしいカラフルでポップなデザインが多くなっています。すべてレスポンシブデザインに対応しています。

Beefree
https://beefree.io/templates

Campaign Monitor(英語サイト)

キャンペーンやイベント、トランザクションなど、用途に合わせたさまざまなテンプレートが用意されています。ドラッグ&ドロップで直感的な操作が可能です。レスポンシブデザインに対応しており、モバイルフレンドリーなデザインを作成できます。

Campaign Monitor
https://www.campaignmonitor.com/email-templates/

迷惑メールと判定されないために押さえておきたい注意点

フィッシング詐欺などの被害を防止するため、主要なメールサービスや携帯キャリアは、迷惑メール対策を年々強化しています。その影響で、企業からの公式メールであっても、迷惑メールボックスへ振り分けられたり、ブロックされたりするケースが増えています。

どれだけ優れたデザインのメルマガを作成しても、受信ボックスに正しく届かなければ意味がありません。迷惑メールと判定されないために、デザイン面で注意しておきたいポイントを解説します。

迷惑メール判定の原因や対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
迷惑メールだと判定されてしまう理由とは? スパム判定のチェックポイントと回避方法を解説 – ベアメールブログ

HTMLのソースコードを正しく記述する

HTMLメールは、HTMLのソースコードで構成されています。このコードに文法的な誤りがあったり、不要なタグが多かったりすると、受信側で正しく表示されないだけでなく、迷惑メールと判定されるリスクも高まります。メール配信システムのエディタを使用する場合でも、複雑な装飾は避け、できるだけシンプルな構造を心がけましょう。

画像の容量を最適化し、代替テキストを設定する

メール全体の容量が大きすぎると、迷惑メールと判断されるリスクが高まります。特に画像は容量が大きくなりやすいため、専用のツールなどで圧縮し、必要最小限のサイズに最適化することが重要です。

また、受信者側の設定や環境によっては、画像が表示されない場合もあります。そのようなケースに備えて、画像の内容を説明する代替テキスト(alt属性)を必ず設定しましょう。alt属性の設定は、アクセシビリティの観点でも重要です。

過剰な装飾や煽り文句を避ける

派手な色使いや記号の多用など、過度な装飾を行うと、迷惑メールとして検知されやすくなります。また、「無料」「絶対儲かる」といった、スパムメールで使われがちな表現にも注意が必要です。

読者の興味を引くことは大切ですが、誠実で誤解を招かない表現を心がけることが、結果的にメールの到達率や信頼性を高めることにつながります。

まとめ

メルマガのデザインは、単に見た目を美しくするだけでなく、読者の理解を助け、ブランドの価値を伝え、最終的な成果に直結する重要な要素です。今回ご紹介したデザインの基本やコツを参考に、まずは「スマートフォンで見やすいか」「CTAボタンは分かりやすいか」といった視点から、ご自身のメルマガを見直してみてください。読者の視点に立ったデザインを意識することが、メルマガ成功への第一歩となります。

一方で、どれほど魅力的なデザインのメルマガを作成しても、読者の受信ボックスに届かなければ効果は得られません。ベアメールは、メールを確実に届けるための「メールリレーサービス」と「迷惑メールスコアリング」を提供しています。1,000社以上の導入実績があり、導入から運用までの手厚いサポートも特徴です。「メールが届かない」「迷惑メールに振り分けられているかもしれない」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。