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CASE STUDIES 導入事例

メールリレーサービス トランザクションメール EC

テモナ株式会社

EC・通販・サブスクリプションビジネス事業者にオススメしたい、
「メールが届かない」を改善するサービス

テモナ株式会社
取材日:2019年4月23日

導入前の課題

  • 自社が提供する通販カートシステム(たまごリピート)を利用する店舗から、「発送完了・受注完了メールがお客さまに届かない」と問い合わせが来ていた。問い合わせが発生する都度、開発側でシステムを調査する必要があり、対応にかなりの時間・コストがかかっていた。

導入後の効果

  • メールの不達が解消し、トラブルが皆無になった。
  • ユーザの店舗にベアメールの導入を提案。メール不着に関する問い合わせのほとんどが解消され、大幅な業務効率化・コスト削減が実現した。

customer's voice

発送完了・受注完了メールが迷惑メールボックスに入ってしまう…
調査によってたどり着いた原因とは

まず、テモナさまの事業内容について教えてください。

栄氏

サブスクリプションコマースに特化したクラウド型通販システムの開発・販売をしています。このほかにも、事業構想の提案や大規模ECシステムの導入選定・運用支援、さらには入出荷・在庫管理・物流に関するコンサルティングなど、サブスクリプションビジネスを支援するさまざまな業務を行っています。

創業当初は都度仕事を請負い、単発的に収益を上げる「フロー型ビジネス」としてシステムの受託開発をしていましたが、サービスの利用期間に応じて課金を行う「サブスクリプション型ビジネス」に転換したことで業績を安定させることができました。こうした「自分たちが助かった」という経験から、現在では、あらゆる商材のサブスクリプション化を目指し、自分たちが先頭に立って推進するべく「ビジネスと暮らしを“てもなく(簡単に、たやすく)”する」という理念を持って多くのお客さまをサポートしています。

なかでも、通販事業者用の業務システムの提供は重要な取り組みのひとつです。定期購買の機能を搭載したクラウド型通販カートシステム「たまごリピート」は現在では1,400社以上に導入していただいています。ユーザの店舗さまからの声を受けてさまざまな機能の追加・改善をすることで、おかげさまでシェアNo.1になるまで成長することができました。

2018年4月からは「たまごリピート」の後継サービスである「サブスクストア(旧名称:たまごリピートNext)」の提供を開始しました。インターネット上での通信販売はもちろん、デジタルコンテンツ、小売業、サービス業、実店舗など、業種業態を問わず幅広い業界でのサブスクリプションビジネスに対応できるよう機能をアップデートしています。

テモナ株式会社
サブスクストア事業部 カスタマーサクセスグループ
CS責任者
栄 晴奈 氏

ベアメールの現在の利用状況について教えてください。

栄氏

通販カートシステムを利用する店舗さまからのメールが商品の購入者さまに届かないというケースがあり、それを解決するための手段として「ベアメール」の導入を提案しています。

ベアメールの導入を提案される以前は、御社のサービスにどのような課題があったのでしょうか。

栄氏

通販カートシステムのサービスを開始した当初は、発送完了や受注完了を連絡するメールのほとんどが商品の購入者に届かず、迷惑メールボックスに入ってしまう状況でした。

当時、私がその原因の調査を担当していました。SPFレコード(※)について勉強して色々試し、ある程度は緩和されたのですが、結局は店舗さまのメール配信サーバの状態を変えないと大きな改善効果は得られないということに行きつきました。

※SPFレコード:DNSコンテンツサーバ上にある、メール配信元のサーバに関する情報を記載したテキストデータ

customer's voice

通信販売店舗も商品購入者も自社も
「みんながlose-lose」の状態に…

メールが届かないことで、どのような問題がありましたか?

栄氏

受注完了や発送完了のメールが届かないことで、購入者さまから店舗さまに「注文できてますか?」「メールが届かないんですけど」といった問い合わせがきてしまう状況でした。メールが届かないと、やはり購入者さまは不安になりますし、店舗さまからするとその後の販促も一切できず、コミュニケーションが取れなくなってしまいます。

弊社宛てにも、店舗さまから「メールが届かないお客さまがいらっしゃるのですが」と問い合わせが回ってくる状況でした。「エラーメールが届いていないですか」「迷惑メールボックスに入っていないか購入者さまに聞いてもらえますか」など、店舗さまにはひたすら同じ内容を案内していました。また、案内にあたっては、念のため弊社のシステムに原因がないか、開発担当者がすべての問い合わせについて調査を行う必要もありました。

ご購入者さまも店舗さまも、弊社のカスタマーサクセス担当者も開発担当者も、みんながlose-loseの状態になっていました。

テモナ株式会社         

店舗から「メールが届かない」という問い合わせが御社にたくさん来てしまうのは、かなり緊迫した状況ですね。

栄氏

そうなんです。ご購入者さまからのお問い合わせが店舗さまに行って、そのまま弊社に問い合わせが回ってくるような勢いでしたので。それはすごく大変でしたね。

customer's voice

「メールが届かない」という問い合わせを解消!
システム調査を含めた対応にかかる時間・コストを大幅に削減

ベアメールをユーザに提案したことにより、どのような業務改善の効果があったか教えてください。

栄氏

メール配信に特化したサーバを経由できるようになったことで、メールが届かないことによる問い合わせはほとんどなくなりました。問い合わせ対応やそれに伴うシステムの調査に費やしていた時間やコストを大幅に削減できたと感じています。

ベアメールの営業担当の方が店舗さまのもとを飛び回ってフォローしてくださっているので、今では弊社がメールのことでつまずくことはほぼありません。そういう点でも、ベアメールはトラブルの少ない安定したサービスですね。それは店舗さまもそう感じていると思います。

また、メールのエラーやSPFレコードについて専門的な知識をもった人間が社内にいないので、わからないことがあればネットで調べて勉強するなどして、ずっと手探りでやってきたのですが、ベアメールを連携サービスとして採用してからはエラーの原因などについてすごく丁寧に教えていただけるようになったので、私たちの理解も深まっています。

テモナ株式会社         

customer's voice

これからメール到達率を改善する企業に
オススメしたいサービス

他のメールリレーサービスと比較して、ベアメールを選んで良かったというポイントを教えてください。

栄氏

決め手は2点あるのですが、1点目はベアメールを提供するリンク社が開発もサーバ管理も自社で行っている点です。こうした体制であれば、もし障害が発生した場合でも対応のスピードが早いと感じています。

もう1点は、ベアメールの営業担当者やエンジニアの方々の対応力です。ベアメールに関する要望はもちろん、社内で利用しているメールシステムに不具合があった時などにもアドバイスをいただき、とても助かっています。

メール不着などのトラブル対応が負担になっている企業は実は結構多いのではないかと思います。ベアメールはそういったメール到達率の改善が課題になっている企業の方に、ぜひオススメしたいサービスですね。

テモナ株式会社
企業名
テモナ株式会社
代表者
代表取締役社長 佐川隼人
設立
2008年10月1日
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル本館9F
事業内容
・コンピュータによるソフトウェアの企画、設計、開発、運営、販売、賃貸業
・インターネットを利用した広告、宣伝の情報媒体の企画、販売及びその仲介
・インターネットによる情報提供サービス及びインターネットコンテンツ、ショッピングモールの企画運営、制作及び保守管理業務
・電子商取引による付帯サービス、販売及びその仲介
・前各号に関連するコンサルティング業
・前各号に附帯し、又は関連する一切の事業及び業務
URL
https://temona.co.jp