CASE STUDIES 導入事例

松浦氏

前身となった株式会社システムアンドリサーチは、2022年に創業40周年を迎える会社です。設立当初からエネルギー業界のシステム開発に携わっており、とくにターゲットとしているのはプロパンガス業界です。最近では、エネルギーの自由化により電気・ガスの垣根がなくなっていることもあり、電力会社や都市ガス会社とも取引をしています。

私が所属しているAQライフは、システムアンドリサーチから一部事業を分離する形で、約8年前に設立した会社です。環境問題や人口減少、少子高齢化により、とくに地方においてはエネルギー需要が先細りする一方、エネルギー事業者は多くの消費者を抱え、毎月継続してお取引をしています。AQライフは、エネルギー事業者にも出資いただき、その先の消費者さまに向けた新たな事業をエネルギー事業者とともに企画・展開するために設立しました。事業内容としては、お客さまポータルサイト「EGG-NAVI」を始めとするガス事業者向けのシステムソリューションやWebページの制作、日本各地の名産品をご紹介する物販サイト「AQLifeMarket」の運営、営業代行、営業コンサルティング事業などを行っています。

＞　EGG-NAVI
＞　AQLifeMarket

松浦氏

ガス事業者向けのシステムソリューションに関する、システム企画・開発・営業まで全般を取りまとめています。

松浦氏

「EGG-NAVI」のWeb請求書の配信でベアメールを活用しています。
EGG-NAVIでは、ガス事業者から委託を受け消費者宛にWeb検針票や請求書を送っています。これまでは、ガス・電気事業者は毎月各家庭を訪問し、「検針」というガスないし電気の使用量を目視で確認し、検針票という伝票をポストに入れていました。近年、IoT技術の進展により、検針業務を通信で行う「自動検針」が安価に行えるようになったため、検針票をWebで配信するニーズが高まってきました。エネルギー業界全体としてもWeb化を推進する動きがあり、その先駆けとして大手電力会社でも今年に入りWeb検針票への切り替えを急速に進めている状況です。

ガス業界全体でのWeb化は、おそらくまだ1％も普及していないのですが、コロナ禍により需要が一気に増え、Web請求書の配信数もどんどん増えてきています。おかげさまで当社も、昨年の倍以上のペースで受注をいただいています。

松浦氏

コロナ禍により、検針員さんが各家庭へ訪問して検針をすることが難しくなりました。検針は各家庭を訪問しますので、検針員さんのコロナ感染リスクが高まります。また、消費者さまも検針員さんが自宅敷地内に立ち入ることに関して心理的に抵抗を持たれる傾向が強くなりました。結果として、タイミングは同時期になりましたが、先ほどお話ししたように安価に自動検針が行える仕組みも普及したことも追い風になり、Webによる請求書送付の需要も急速に高まりました。

あわせて、当社のEGG-NAVIは8年前にリリースしたサービスで、Web検針票配信の仕組みとしては、業界の中でも歴史がある方だと思います。その分、多くの失敗も経験しましたが、それらの課題を解消してきましたので、運用上の多くのノウハウが貯まりました。ベアメールの採用もその1つです。最近ではコンペティターも増えているものの、クライアント事業者さまからはこのような点もご評価いただき、結果として、当社のEGG-NAVIをご選択いただけているものと自負しています。

松浦氏

受注が増えてきたタイミングでもあるちょうど2年前ほどから、より良いメール配信システムの調査を始めました。
「メール一括配信」「メール到達率を上げる」「メールエラーを防ぐ」等、さまざまなキーワードでネットを検索しました。

松浦氏

受注が増えてきたタイミングでもあるちょうど2年前ほどから、より良いメール配信システムの調査を始めました。
「メール一括配信」「メール到達率を上げる」「メールエラーを防ぐ」等、さまざまなキーワードでネットを検索しました。

松浦氏

比較はしていません。最初に問い合わせしたのがベアメールです。
導入のしやすさや機能がとても良かったことはもちろんですが、ご説明をいただいた担当者さまの知識や知見が広く、当社の課題に対して親身に相談にのっていただき、初期提案の段階で多くの課題が解消されるイメージがついたのでそのまま採用を決めました。

松浦氏

2021年2月にリンクに問い合わせをし、4月に契約をしました。
採用理由の一つは、コストがとても安かったことです。それなりのコストになると、予算執行の伺いをたてないといけないのですが、ベアメールは私の一存で判断できる予算に収まっていました。
機能もトライアルでしっかり確認しました。管理画面も非常に使いやすく、エラー率がリアルタイムで分かるのも導入の決め手になりましたね。とにかく直感的に使えるというのは、とても大きなポイントです。

メール到達率を上げるためには、専門的な知識やノウハウが必要だと思います。どうしたらメール到達率を向上できるか、ベアメール担当からの提案やベアメールブログなどを見ている中で、ノウハウをしっかりと持っていると感じられたので安心して導入を決めました。

松浦氏

メールログの解析にかかっていた労力が、実感で9割以上削減できたことが良かったです。
社内メールの運用は、私含め2名で担当していました。今までは、何かある度にメールログを調べ解析して…と非常に多くの時間と労力を費やしていましたが、私たちもメールログばかり見ているわけにはいかないですからね。ベアメールではいちいちログを取得して解析しなくても、管理画面からリアルタイムにエラー率が可視化されるので配信状況を正確に把握できます。そもそも迷惑メールと判定される割合も減りました。

また、今まではトラブルが発生した時に相談できる相手がおらず、ログを調べたところで原因がわからなかったことがあります。ベアメールは管理画面からエラー内容を簡単に確認できますから、なんでメールがエラーになっているのか、原因の切り分けがしやすくなった点は大きいですね。それでもわからないことがあれば、ベアメールのサポートに相談できるという安心感があります。
クライアント事業者さまにも「このお客さまのメールアドレスがこのようなエラーのため、メールが届いていません」と速やかに報告できるようになりました。

松浦氏

例えば「Gmailで障害が発生しています」「短縮URLを利用するとメールが撥ねられる可能性があります」といった、メールに関するお知らせをいただけます。こういった情報を共有いただけると思っていなかったので、関連情報の提供はとても参考になりますね。

今のところ問題なく快適に利用しています。ベアメールを導入したことで、当社のメール配信状況の実態がつかめた段階ですが、私たちにとってはものすごく大きな成果です。メールエラー率を下げるために配信リストのクリーニングをしたり、これから改善していくべきこともあるので、サポートに相談させてもらう機会も多くなると思います。

松浦氏

トライアルで利用いただければ、本当にベアメールの良さがわかると思います。技術的な質問に対する受け答えも高く評価しています。

松浦氏

請求書のWeb化については、業界全体が注目しています。利用数も昨年比の倍以上伸びており、もっともっと普及させたい思いがあります。我々も、「クライアント事業者さまの請求情報を、消費者さまに必ず到達させる」という使命感を持って日々取り組んでいます。
ベアメールを選んで本当に良かったですし、今後利用企業を増やして、ベアメールをパンクさせるぐらいたくさんのメールを配信していきたいなと思っています。今後も是非力を貸していただければと考えています。