CASE STUDIES 導入事例
株式会社トランザック
新機能ローンチテスト中に、メールの不達が発覚!
ベアメールに相談し、不達の原因究明から課題解消まで短期間で達成
導入前の課題
- お客さま向けのアンケートメールが迷惑メールフォルダに振り分けられることが発覚。新機能ローンチに向け早急な対応が必要だった。
- メールが迷惑メールになってしまう原因がわからなかった。
- メールインフラについて経験豊富な社内人材が不足していたため、トラブル対応などに不安があった。
導入後の効果
- アンケートメールが受信フォルダに配信されるようになったため、アンケート機能を無事ローンチできた。
- 「迷惑メールスコアリング」で不達原因を調査したことで、迅速な課題解決につながった。
- 提案からサービス導入、導入後のオンボーディングまで、非常に丁寧なサポートによってメール関連の不安が解消された。
customer's voice
アンケート機能のローンチテスト中に、メール不達が発覚。
早急な解決が必要に
トランザックさまの事業について教えてください。
髙橋氏
デジタルトランスフォーメーション化などを通じて、会計業務の自動化を推進するベンチャー企業です。公認会計士、税理士などの会計プロフェッショナルとITエンジニアを擁しています。
会計に関するさまざまなコンサルティングを行うほか、オンラインサービス「easy Invoice Check」を提供しています。
「easy Invoice Check」は、取引先がインボイス制度適格請求書発行事業者かどうかを簡単に確認できるクラウドサービスです。
2023年10月のインボイス制度開始に向けて、現在多くの企業が取引先のインボイス制度登録状況の確認作業を進めています。「easy Invoice Check」は、その事前準備に欠かせない機能を備えています。
easy Invoice Check > https://www.transacc.jp/easy-invoice-check
髙橋さまの役割についてお聞かせください。
髙橋氏
公認会計士であり、Webサービスの開発エンジニアを担当しています。大手監査法人での5年以上の監査、およびPythonのコーディングなどの経験を生かして、「easy Invoice Check」を開発しました。
ベアメールの利用シーンを教えてください。
髙橋氏
「easy Invoice Check」のアンケート機能に、ベアメールのメールリレーサービスを利用しています。
法人や個人事業主のインボイス制度登録有無の確認とあわせて、インボイス登録番号などの必要情報を収集するために、国税庁データベースとの自動照合機能を有するアンケートメールを送ることで、手間のかかる確認作業を大幅に効率化することが可能となります。
アンケート機能は、「easy Invoice Check」 にとって非常に重要な機能のひとつです。
ベアメール導入前の課題について教えてください。
髙橋氏
アンケートメールの不達です。「easy Invoice Check」のアンケート機能をローンチするために、知り合いの税理士宛にメールのテスト送信をしました。ところが、先方より「メールが届かない」と連絡があったのです。そこで個人のアドレスや他企業ドメイン宛にもテスト送信を行い確認したところ、当社のアンケートメールが迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうことが発覚しました。
課題解決に向けて、どのようにリサーチを進められたのですか?
髙橋氏
迷惑メールになってしまうことについて、検索エンジンでさまざまなキーワードで調べました。その中で、送信したメールが迷惑メールに判定される可能性を診断できる「迷惑メールスコアリング」を知り、リンクに問い合わせを行いました。
問い合わせ後電話をいただき、すぐにWeb会議を実施しました。当社の状況を踏まえて対策を協議し、迷惑メールフォルダに振り分けられる原因や対策について大変丁寧に説明いただき、まずは原因を究明するため、すぐに迷惑メールスコアリングのトライアルを行うことになりました。
迷惑メールスコアリングの結果はいかがでしたでしょうか?
髙橋氏
迷惑メールスコアリングの診断結果自体は、決して悪くありませんでした。しかし、診断結果が悪くないからこそ見えてくる、迷惑メールに振り分けられる可能性のある原因を特定いただきました。この診断結果を踏まえ、「ベアメール メールリレーサービス」のトライアルに切り替え、現在の送信サーバ自体を変えることでメール到達率がどの程度改善されるかについて検証を行いました。
他社サービスと比較されたのでしょうか?
髙橋氏
ベアメール以外では、外資系のメール配信システムのAPI連携を利用する方法も検討しました。しかし、設定に関しては特にサポートもなく、用意されたドキュメントを見ながらすべて自社で対応する必要があり、ややハードルが高いと判断し導入を見送りました。
customer's voice
ベアメール導入後、アンケートメール到達率が大幅に改善。
問題発覚からわずか1ヶ月で解決し、無事に新機能をローンチ
メールリレー導入の決め手を教えてください。
髙橋氏
メールリレーのトライアルを行ったところ、迷惑メールフォルダに振り分けられることなく、受信フォルダにアンケートメールが無事届くようになりました。トライアルの結果、高いメール到達率を確認できましたので、他エンジニアとも協議し「ベアメール メールリレーでいこう」と導入を決めました。
ベアメール メールリレー導入後、成果はいかがでしたでしょうか?
髙橋氏
メールが届かない件は解決されましたので、予定通り「easy Invoice Check」のアンケート機能を無事ローンチできました。提案から導入まで、そして導入後のオンボーディングと丁寧なサポートは本当に安心感があり、感謝しています。
管理画面から、お客さまのメール配信数やエラー状況を定期的に確認していますが、シンプルでわかりやすい管理画面なので、直感的に、かつリアルタイムに配信状況を把握することができるのはありがたいですね。
ベアメールを検討中の企業に向けて、おすすめポイントを教えてください。
髙橋氏
大変リーズナブルな料金体系で、多くの企業にとって導入検討可能な価格だと思います。最初から大きなプランを薦められるのではなく、当社の利用状況に応じて最もコストが抑えられる料金テーブルの提案をいただけたので、社内での導入検討も非常にスムーズに進めることができました。また、繰り返しになりますが、安心感のあるサポート力を高く評価しています。営業担当、インサイドセールス担当、技術担当など、全員がメールインフラに関する専門的な知識や技術を持ってしっかりと支援していただけます。
特に、メールインフラに関して経験豊富な人材が不足している企業や、メール配信に関して継続的に知見や情報、ノウハウが必要な担当者には、是非おすすめしたいですね。
ありがとうございます。最後に、今後の取り組みについてお聞かせください。
髙橋氏
インボイス制度に関わるさまざまな業務の効率化をサポートする「easy Invoice Check」を、より多くのお客さまに活用していただけるよう取り組んでいきます。中でもメールによるアンケート機能は大変便利なサービスですので、アピールできればと考えています。
今後は、会計業務のデジタルトランスフォーメーションをサポートする新規サービスも展開していく予定です。新サービスを拡販するためのマーケティング用メールマガジンの配信でも、ベアメールを活用できそうですね。
- 企業名
- 株式会社トランザック
- 代表者
- 土間 航輔
- 設立
- 2022年7月
- 本社所在地
- 東京都新宿区西新宿3丁目3番13号西新宿水間ビル6階
- 事業内容
- ・インボイス制度「適格請求書発行事業者」照合システム
「easy Invoice Check」の提供
・経理関連業務のコンサルティング