CASE STUDIES 導入事例
パーソルキャリア株式会社
月6,000万通の配信で全社共通のメールサーバが限界に。
安定配信と直感的に使える管理画面で、業務工数も10%削減
導入前の課題
- 月6,000万通に及ぶ大量配信によって社内共通サーバが限界に達し、他プロダクトのメールに遅延が発生していた。
- メール送信数を抑制せざるを得ず、施策を計画通りに実施できない状況だった。
- 今後、送信数がさらに増えていく見込みのため、共有サーバを使い続けることは難しく、専用のメール送信環境を用意する必要があった。
導入後の効果
- ベアメールに切り替えたことで、他プロダクトへの影響がなくなった。
- 送信数の制限がなくなったことで、計画通り事業を進められるようになり、成果を生み出しやすくなった。
- 保守部門への依頼や遅延発生時の関係部署への連絡など、業務の約1割を占めていた工数が削減できた。
customer's voice
日々増えるメールが共有サーバを圧迫
他サービスのメールが遅延し、制限を余儀なくされる
パーソルキャリアさまの事業について教えてください。
宮脇氏
人材紹介サービスや求人メディアの運用、転職・就職支援、採用支援、副業・兼業・フリーランス支援サービスなどを提供しています。代表的なサービスとしては、求人サイトや転職サービスを展開しているdodaです。
私たちはCRM開発グループに属しており、「doda Maps」というサービスを主に担当しています。doda Mapsは、人材紹介会社向けのスカウトサービスで、dodaが保有する求職者情報を活用して求職者へスカウトを送ることができます。このdoda Mapsからのメールや、その他dodaのメールマガジンを送るための内製ツールなどに携わっています。
ベアメールを導入した頃の役割について教えてください。
清氏
私はプロジェクトマネジメントを担当していました。エンジニアとしてメールマガジンを送る内製ツールなどを開発していたこともありdoda Mapsで使うメールサービスの選定を担当していました。
渡邉氏
dodaサービスの共通基盤の担当者、メールに知見がある担当者と共に、導入候補のサービスの評価とベアメール導入決定後の検証を進めていきました。
現在は清の後任としてプロジェクトを引き継ぎ、doda Mapsのプロジェクトマネージャーとして業務を行っています。
宮脇氏
渡邉を中心にPOCや評価、選定をした後、私がシステムの構築や本番運用を担当していました。
dodaグロース開発部doda CRM開発グループ
(左から)渡邉氏、清氏、宮脇氏
ベアメールを活用して、どのようなメールを送信していますか?
清氏
主に、人材紹介会社から求職者に向けたスカウトメールを送っています。
その他、求職者から返信があった際の通知メールや、システムから送られる自動メールなどもあります。
ベアメール導入前にどのような課題があったか教えてください。
清氏
doda Mapsでは、当初は全社共通のメールサーバを使って送信していました。しかし、サービスの成長に伴って送信量がどんどん増え、気づけば共通サーバ全体の約8割を占めるまでになってしまったんです。3年ほど前に導入した自動スカウト機能をきっかけに、契約数が増えれば増えるほどメールの送信数が雪だるま式に増えるという形で、爆発的に通数が増加している状況でした。
その影響でサーバ負荷が高まり、他プロダクトのメールが遅延するケースも出てきました。特に即時性が求められるシステムメールに影響が出る場面もあり、運用上の大きな課題になっていました。
渡邉氏
このような背景から、負荷を抑えるためにdoda Mapsからの送信量を抑制せざるを得なくなりました。需要も高いサービスだったため、事業企画からは「本当はもっと配信したいのに、どうしてできないんだ」という声もあり、早期の解決が求められる課題でした。
清氏
共通サーバの管理部門からも「早めに独自サーバへ移行してほしい」という声があり、いよいよ本格的に独自の送信環境を整える方向で検討を進めることになりました。

課題解決に向けて、どのような方針で検討を進めたのでしょうか?
清氏
他のプロダクトからのメール配信に影響を出さず、doda Mapsからのメールを遅延なく届けることを最優先にしました。そのうえで、大量配信でもコストを抑えられるソリューションを検討する方針としました。
customer's voice
コストを抑えつつ大量&安定配信を実現
ビジネス面でも確かな効果を実感
比較検討されたソリューションについて教えてください。
清氏
他部署で導入しているメールサービスや、外資系メール配信システムなどを含めて、合計6社を比較検討しました。まず紙上で各サービスの強みを整理し、性能やコスト、将来の拡張性といった観点で比較していきました。
他部署で導入実績のあるサービスは社内審議も通りやすく、検討段階では有利に働くことが多いんです。しかし、従量課金制で配信通数に応じて料金が上がる仕組みだったため、今後さらに通数が増える見込みのこのサービスでは現実的ではありませんでした。
そうした条件を踏まえた結果、今回の要件に最も合致すると判断できたため、ベアメールのトライアルに進むことにしました。
ベアメールを導入された決め手を教えてください。
渡邉氏
導入の決め手は、コストを抑えながら安定した配信環境を実現できたことでした。
今回採用したベアメールの専用環境は、大量配信でも高速に送信できる点はもちろん、想定していた配信規模であれば追加コストが発生しない料金体系なのが大きなポイントでした。従量課金ではないため、将来的に配信量の増加があってもコストを抑えられ、長期的な運用計画を立てやすい点を高く評価しました。
加えて、セキュリティ要件を満たす構成もとりやすく、必要なオプションを追加してもコストが大きく膨らまない点も魅力でした。
宮脇氏
あとはサポートが非常に良かったです。ちょっと相談したいことがあってメールをすると、すぐに電話が掛かってきて、丁寧に教えて頂いたりしました。
今回専用環境を利用するにあたり、IPアドレスのウォームアップが必要だったんですが、経験があまり無いことをお伝えすると、進め方の手順やこちらで作成した計画へのアドバイスまで丁寧に対応いただき、おかげでスムーズに進めることができました。
清氏
そうですね、サポートは選定の際に気にしていたポイントでした。
IPウォームアップに関しても、私は以前別システムで対応したことがあるのですが、通数の多い今回のケースで同じやり方をしていたら正直大変だったと思います。
ベアメールの細やかなサポートと明確な指示のおかげで、安心して立ち上げに臨むことができました。

導入前の課題は解決できましたか?
宮脇氏
はい、しっかり解決できました。ベアメールの専用環境に切り替えたことで、他プロダクトへの影響もなくなり、配信数を制限する必要もなくなりました。
以前はdoda Maps の大量配信で共通サーバがかなり逼迫していましたが、ベアメールに切り替えた後は負荷が大きく下がったようで、共有サーバの管理担当者からも「一気に軽くなりました!」と喜びの連絡が来て、効果を実感できましたね(笑)

その他にはどのような導入効果がありましたか?
宮脇氏
管理画面で配信状況をすぐに確認できるようになったことで、工数の削減につながりました。以前は、メールの配信状況を確認するためには保守部門にログの抽出を依頼する必要があり、結果が帰ってくるまでに1日かかることもありました。
ベアメール導入後は、必要な情報を自分たちですぐに確認できるため、トラブル調査や社内調整にかかっていた工数がほぼゼロになり、対応スピードが格段に上がりました。
渡邉氏
導入前は、メール遅延が発生するたびにデータ確認や関係部署へ連絡など、多くの対応が必要でしたが、そうした面倒な工数が一切なくなりました。
感覚的には、業務全体の1割以上を占めていた作業がなくなったと思います。
清氏
気がかりだった運用負荷がすべて解消されたのは、非常に大きな成果です。やはりサービス導入の価値は、こうした日常の手間を確実に減らせることにあると思っています。
また、メール配信の制限がなくなったことで、実施したい施策を自由に進められるようになり、ビジネス面でも確かな効果を感じています。

メールリレーを検討中企業へのおすすめポイントを教えてください
渡邉氏
低価格でありながら、非常に手厚いサポートを受けられる点は、他社サービスと比較しても大きな強みだと感じています。導入時だけでなく運用フェーズでも、必要な場面で丁寧に支援いただけるため、安心感があります。
対人的なサポートというのは定量的な比較が難しい部分ですが、だからこそ価値が高く、お勧めできるポイントだと思いました。
清氏
メール環境の運用は専門的な知識も必要なので、やはり手厚くサポートいただけたことは非常に評価しています。同じようなサービスが必要な時には、是非おすすめしたいと思えたポイントですね。
宮脇氏
あとは、管理画面やレポートの分かりやすさも大きなポイントです。メニュー構成がシンプルで、必要な情報にすぐアクセスできる操作性の良さがあります。
特に「分析レポート」は毎日見ていますね。送信件数・エラー件数・ソフト/ハードバウンスといった指標を日々確認して、宛先不明のエラーへの対処などを行うのですが、ベアメールのレポートは視認性が高く、状況把握が非常にしやすかったです。
エラーが特定のドメインに偏っていないか、どんな原因で発生しているかが一目でわかるため、必要な対応を迅速に判断できる点はとても助かりました。
ありがとうございます。最後に今後の取り組みについて教えてください。
宮脇氏
これからもメールの通数が増えていく可能性が高いので、まずはそれに対応していくことですね。そして、今後もGmailのガイドラインの変更などによって、より強固なセキュリティ対策を要求されることもあるかと思いますので、しっかりと対応を進めていきたいと考えています。
渡邉氏
求職者と企業をつなぐdoda Mapsにとって、メールは非常に重要な役割を担っていますので、引き続き安定的な運用を続けていきたいと考えています。
また、弊社では今後も、メールを通じて求職者と企業が出会うきっかけや接点を生み出していきます。こうした取り組みにより、メールの配信数はさらに増えていく見込みです。doda Mapsからのメールのように、安定した配信を実現するため、他サービスからのメール配信にもベアメールの活用を視野に入れています。
清氏
求人情報のように、しっかりと情報量を届けたい場面では、やはりメールの存在価値は非常に大きいと感じています。メールはこれからも重要なチャネルであり続けると思います。
今後はAI活用なども通じて、求職者一人ひとりに合わせた最適なコンテンツを配信していきたいと考えています。
ありがとうございました。
- 団体名
- パーソルキャリア株式会社
- 代表
- 代表取締役社長 瀬野尾 裕
- 本社所在地
- 東京都港区麻布台一丁目3番1号 麻布台ヒルズ 森JPタワー21階
- 事業内容
- 人材紹介サービス、求人メディアの運営、転職・就職支援、採用・経営支援、副業・兼業・フリーランス支援サービスの提供