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CASE STUDIES 導入事例

迷惑メールスコアリング DMARC分析 到達率改善 ナレッジ

ディーニーズ株式会社

手厚いサポートのもと、DMARCポリシーを「quarantine(隔離)」へ引き上げ
マーケティング部門主体で進めた、BIMI取得を見据えた取り組み

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取材日:2026年1月7日

導入前の課題

  • 将来的なガイドライン変更やBIMI取得を視野に入れ、早い段階からDMARC運用を安定させたいと考えていた。
  • マーケティング部門が主体となり、メールの知識がない担当者が実質一人で対応する必要があった。
  • レポート分析に本腰を入れるとマーケティング業務が止まってしまうため、1日30分程度の確認が限界だった。

導入後の効果

  • サポートを受けながらDMARCポリシーを「quarantine(隔離)」100%まで引き上げることができた。
  • ビジュアライズされたレポート画面により、非エンジニアでもDMARCの認証状況や課題を把握できるようになった。
  • 毎日のレポート確認時間が30分から5分へと1/6に短縮され、本業への支障が解消された。

customer's voice

Gmailガイドラインの「厳格化」に、どう備えるか。
XMLレポートの分析がマーケティング業務を圧迫

ディーニーズさまの事業について教えてください。

志多伯氏

当社はテレビショッピングを中心とした、通信販売事業を展開しています。ニーズのある商品を国内海外問わず探して買い付けを行い、映像によって商品を訴求することで事業を拡大してきました。商品カテゴリーに関しては、キッチン用品から、ファッション、掃除家電、健康食品まで多岐にわたって展開しています。

志多伯さまの役割についてお聞かせください。

志多伯氏

私の業務のメインは、マーケティング活動を中心としたECの売上拡大です。それに付随して必要なシステムやツールの導入・運用も、状況に応じて対応しています。

メールの活用状況について教えてください。

志多伯氏

独自ドメインのオフィシャルサイトから、メールニュース、購入されたお客さまへのサンクスメール、出荷メール、お問い合わせに関するメールなどを送信しています。

メールニュースについては、メルマガを希望されている会員の方向けに週1〜4回ほど配信しており、月間の総配信数は100万通以上です。これに加え、受注や出荷に関する通知メールが注文数に応じて配信されている感じですね。

DMARCに対応しようと思ったきっかけを教えてください。

志多伯氏

2023年10月のGmailガイドライン変更発表です。2024年2月からDMARC対応が必須となり、未対応のままではメールが届かなくなるという点に非常に強い危機感を持ちました。
当社にとってメールはEC売上を支える生命線です。 仮にメールニュースが届かなくなってしまうと、それはそのまま売上げの減少にもつながりかねません。ガイドラインの適用開始に間に合わせるため、何よりもまずDMARC対応を最優先で進めることにしました。

DMARCの設定後、日々の運用はどのような状況だったのでしょうか。

志多伯氏

当時は、DMARCポリシーを「none」に設定し、まずはDMARCレポートを受け取れるようにしたところでした。ただ、実際に運用を始めてみると、毎日届く膨大なXML形式のレポートを一つひとつ読み解くという作業が想像以上の手間だと分かったんです。

本来であれば、レポートを分析して、問題点があれば改善を進めなくてはいけないのですが、それをやろうとすれば本業であるマーケティング業務に全く手が回らなくなってしまいます。そのため、実際には1日30分ほど時間を捻出して断片的な情報を追うのが精一杯でした。重要性は理解しつつも、実態としては「中身を十分に確認できないまま貯め込んでいく」という、見て見ぬふりに近い状態が続いていました。

しかし、Googleなどのガイドラインが今後さらに厳格化され、DMARCポリシーの引き上げが求められる可能性があると知り、レポートが読めていない状態のままではまずいなと感じたんです。前回ガイドラインの改訂が発表されてから実際に施行されるまでが4ヶ月ぐらいしかありませんでしたので、早めにDMARCポリシー強化の準備を進めておかないと間に合わないなと考えました。

DMARCレポート分析ツールの導入はどのように進められたのでしょうか。

志多伯氏

やはり自力でDMARCレポートを分析するのは難しいと実感したので、DMARCポリシー強化に向けて、可視化・分析を行うツールの導入が早々に必要だと考えました。

導入にあたっては、BIMIへの対応を最終的なゴールとすることで、メールの開封率や売り上げの向上にも効果の見込める施策なのだと社内を説得しましたね。

迷惑メールスコアリング・DMARC分析機能のトライアルの感想を教えてください。

志多伯氏

正直なところ、DMARC認証のNGが想像以上に多くて驚きましたね。
トライアル前は「すぐにでもポリシーを上げられるのでは」と思っていたのですが、可視化されたレポートを見て、想定とのギャップを突きつけられました。
ですが、読みづらかったDMARCレポートがグラフや表でビジュアライズされたことで、どこでNGが発生していて、どの送信元を確認すべきかが一目で分かるようになりました。
管理画面は情報や機能がわかりやすく整理されており、エンジニアではない自分でも使いやすそうで非常に良いなという印象を受けましたね。

迷惑メールスコアリングを導入した決め手を教えてください。

志多伯氏

決め手は2点あります。
1点目は、サポートの手厚さです。トライアル時のサポート担当の方の対応がとても丁寧で、メールに関する専門知識がなくても、「ベアメールなら、相談しながらDMARC運用の道筋が作っていけそうだな」と感じられました。実際に導入した今も手厚くサポートいただいており、本当にありがたいと思ってます。
2点目は、社内で納得を得やすい料金体系だったことです。DMARC対応は、セキュリティや信頼性の観点では重要な施策ですが、当時はまだ社内でその必要性が十分に浸透しておらず、投資としての優先順位を上げにくいという実情がありました。他に国内メールセキュリティベンダーのサービスも検討しましたが、高額なコストや年契約の一括払いといった条件が、稟議を通す上での高いハードルとなっていました。

その点、ベアメールは他社と比較しておおよそ3分の1程度のコストに抑えられ、料金体系や契約条件も非常に明確でした。このリーズナブルな価格であればまずはやってみよう、ということでスムーズに導入の合意を得ることができました 。

customer's voice

DMARCレポート確認時間を6分の1以下に削減。
手厚いサポートで、ポリシーを「none」から「quarantine」へ

迷惑メールスコアリングを導入することで、導入前の課題は解決できましたか?

志多伯氏

はい、解決できました。
以前は、本業の合間を縫って30分を費やしても断片的な情報しか得られませんでしたが、今は管理画面で簡単に把握できるようになりました。確認に要する時間も、「一瞬」と言ってしまうと語弊があるかもしれませんが、5分程度まで短縮されています。無理をして時間を捻出する必要がなくなり、本来の業務に集中しながら、無理なくメール運用ができる体制が整いました。

また、懸念していた今後のガイドライン改定への備えについても、DMARCポリシーを「quarantine」100%に強化することができたので、一安心です。
自社だけでは判断が難しい「ポリシーを引き上げる手順」や「不達リスクへの配慮」について、サポートの方にフォローいただきながら進められたおかげです。

迷惑メールスコアリングを利用いただく中で、気に入っている点はありますか。

志多伯氏

一つは、現場のニーズに合わせて日々ツールが進化している点です。
例えば、DMARCポリシーを引き上げる過程で「メールを転送するとDMARC認証が失敗してしまう」というDMARC特有の弱点に直面したことがありました。その際、転送時の認証を補助する「ARC」という仕組みに対応したフィルタ機能がすぐに追加されたんです。実際の運用で困っていることに迅速に応えてくれる姿勢を見て、長く使い続けられるサービスだと感じました。

また、「タグ別エラー分析」も非常に重宝しています。送信元サーバごとにレポートを表示できるため、どの環境で認証エラーが多いのかを迷わず直感的に把握できます。

そして何より、サポートの手厚さです。
転送メールへの対策や、ポリシーを段階的に引き上げていく進め方など、サポートの方とやり取りをする中で理解できた部分が多くありました。
特に印象深かったのは、DMARCポリシーを引き上げる際のサポートですね。ポリシー強化の影響でメールが届かなくなるリスクに備え、コーポレートサイトでお客さま向けの告知を行うことにしました。その際に「このような文章はいかがでしょうか」と具体的な文面案までサポートの方から提案していただき、非常に助かりました。

DMARC分析ツールを検討中企業への、おすすめポイントを教えてください。

志多伯氏

一番は、費用対効果が高い点だと思います。DMARCは売り上げに直結するものではないので、他の施策に比べると、どうしても社内での優先順位が後回しになりがちな領域かもしれません。
ただ、近年はセキュリティに対する意識が社会全体で高まっており、なりすまし対策を積極的に行う企業も増えてきていると感じています。そうした流れの中で、メールの信頼性をどう担保するかは、今後企業にとってますます重要になっていくと思います。
ただ、自社だけでDMARC運用を完結させようとすると、レポートの解読から、具体的な改善対応、ポリシー強化の判断など、つまずくポイントが多くあると思います。そんな時に、複雑な情報をわかりやすく整理してくれるこのツールと、手厚いサポートは強力な助けになるはずです。
メールの技術的な知識に自信がない企業にとっては、特におすすめできると思います。

最後に今後の取り組みについて教えてください。

志多伯氏

今後は、DMARC分析ツール導入時の目標にもしていたBIMI対応に取り組んでいきたいと考えています。

コミュニケーション手段が増えている中でも、メールは引き続き、多くの方が日常的に使う重要なチャネルだと思っています。その分、メールを活用して事業を拡大していく立場として、なりすましの対策や信頼性の担保についても、より一段踏み込んで向き合っていく必要があると感じています。そのためにもBIMIの導入を実現したいですね。
また、今後さらにメールを活用していくからこそ、トラブルが起きてから対応するのではなく、先手を打って備えていく姿勢を大切にしていきたいと思っています。

ありがとうございました。

ディーニーズ_ロゴ
企業名
ディーニーズ株式会社
代表
代表取締役会長 高橋 正樹、代表取締役社長 莫 慶
本社所在地
東京都大田区西蒲田7-25-7 グレワンビル
設立
1969年10月
事業内容
通信販売事業:テレビ・インターネット(ダイレクトテレショップ)及びカタログ等の媒体を通じて、健康食品・日用雑貨・家電・フィットネス・理美容商品他の販売を行うダイレクトマーケティング事業
URL
https://dneeds.co.jp/