Menu

CASE STUDIES 導入事例

迷惑メールスコアリング DMARC分析 到達率改善

株式会社ジェイック

迷惑メールスコアリングとプレミアムサポートにより開封率は60%台に!
改善工程のロードマップ化で、マーケ主体の認証対応と開封率改善を実現

jaic_main
取材日:2026年3月23日

導入前の課題

  • 送信者ドメイン認証の対応漏れにより、開封率が22%から6~7%にまで落ち込んだ。
  • メール経由の面談予約数が見込みの半分程度に留まり、強い危機感を抱いていた。
  • 社内にメールインフラの担当者が不在で、原因の特定や対策ができない状態だった。

導入後の効果

  • メール本文の改善やSPF・DKIM設定の修正、配信フローの根本的な見直しを行った結果、開封率は60%台にまで向上した。
  • 開封率の向上により、面談予約数が低迷期と比較して約3倍を見込めるようになった。
  • 専門知識が必要な判断をプロに委ねることで、短期間で恒久対策を実施できた。

customer's voice

送信者ドメイン認証の対応漏れで開封率が6%まで低下。
相談予約数も大幅に減少し、見込みの半分程度にまで落ち込む

ジェイックさまの事業について教えてください。

山村氏

主に、就職支援と教育支援を行っています。
就職支援は、新卒層だけでなく、中途採用者を対象とした、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策を支援する「就職カレッジ」を運営しています。教育支援では主に企業向けに社員研修を行っています。

就職カレッジ

おふたりの役割についてお聞かせください。

山村氏

就職支援の中途採用部門で、応募者向けのマーケティング責任者を務めています。

村井氏

私は山村と同じ部署で、主にメールやSNSを活用して、人材集客を行っています。

どのようなメールを送信されていますか。

村井氏

複数の送信環境から、就職カレッジに会員登録したところで止まっている方々に、就職相談の予約を促すメールを送っています。ほかには、登録完了後のサンクスメールや面談予約確認メールなどの自動返信メールも送っています。送信数は平日で1日あたり約45,000通にのぼり、宛先の多くがGmailやiCloudです。

導入前、どのような問題がありましたか。

山村氏

2〜3年ほど前から、就職相談を促すメールの開封率がどんどん下がっていました。22%前後だったのが直近1年では10%を切り、ひどいときには6~7%にまで落ち込みました。その影響で、当初見込んでいたメール経由の面談予約数が、半分ほどになってしまったんです。そこで「さすがにまずい」と、強い危機感を抱くようになりました。

開封率を回復させるためにどのような取り組みをされたのでしょうか?

山村氏

社内にメールインフラの担当がいなかったので自分たちだけでは解決が難しいと判断し、外部のメールインフラに詳しい方に相談しました。そこで「DKIMやDMARCに対応できていないのでは?」と指摘されたんです。メール配信ツールのベンダーから案内はもらっていて対応したつもりでしたが、漏れていました。

そこから自分で出来るかなと思って試したり、経営企画部の情報のインフラシステム部に相談したりしたんですけど、それでも設定できず…。結構、設定について誰に相談していいかも分からない状況でした。そこで、解決の糸口を探していたところ、ベアメールのホワイトペーパーに行きついたんです。それを参考にDKIMやDMARCを設定しましたが、残念ながら状況は変わりませんでした。

ベアメールにご相談するきっかけはなんだったのでしょうか?

山村氏

ベアメールのインサイドセールスの方から連絡をもらったのがきっかけです。担当の方に電話口で状況をお話ししたところ、開封率が回復しない理由はおそらく迷惑メール判定されている恐れがあり、その原因は複数あると教えてもらいました。そして、メールの状況を可視化して原因を突き止めるために、まずは迷惑メールスコアリングのトライアルに進みました。

実際に迷惑メールスコアリングのメール診断を試してみていかがでしたか?

村井氏

実際原因はいくつかあったのですが、主にDMARC認証とアライメントが失敗していることが原因だとわかりました。他には、迷惑メール判定される恐れがあるNGワードや404エラーになるURLが含まれていることがわかりました。
なので、設定が不十分だったDKIMとDMARCの修正に加えて、対象のURLを削除し、NGワードを修正してみたところ、開封率が7%から15〜20%へと跳ね上がったんです。想像以上に早く、そして大幅に数値が改善されたので、とても驚きました。

山村氏

これまでお送りしていたメールが、実は迷惑メールとして届いていた可能性がある。これは、当社にとって看過できない非常に大きな問題です。求職者の皆さまは、ただでさえ就職に対して大きな不安を抱えていらっしゃいます。そのような中で、もし私たちのメールに少しでも不審な点があれば、不安はさらに増幅し、相談という一歩を踏み出せなくなってしまう恐れがあります。
こうした環境を放置し続けることは、就労支援を掲げる企業としてあまりに不誠実です。コストを投じてでも、早急に解決すべき課題なのだと改めて強く再認識しました。

迷惑メールスコアリング・DMARC分析機能を導入した決め手を教えてください。

山村氏

導入の一番の決め手は、サポートの存在です。
トライアルの時点で開封率改善のためのロードマップを作ってくれたおかげで、やるべきことが明確になり課題が解決できると確信できましたし、稟議もスムーズに通りました。
さらに、私たちが関係各所への依頼に向けての準備が要らないほどのたたき台も作ってくださったので、こちらも滞ることなく改善に着手できました。
メールが届かないビジネスインパクトは非常に大きく、翌年の繁忙期までには必ず解決したかったので、ツールと合わせてプレミアムサポートで支援してもらえばメールの専任がいなくても早急に課題が解決できると感じました。

customer's voice

ビジネスを止めない迅速な支援により、現場が無理なく回る運用へ。
開封率が飛躍的に向上した結果、相談件数は前年比300%の見込み

開封率改善のために実際どのような取り組みをされたのでしょうか?

山村氏

村井が話した通り、DMARCの認証を正しく通すためには、DKIMだけでなくSPFの設定も送信ドメインと一致(アライメント)させる必要がありました。
当社の場合、SPFの設定を直せば、ある程度開封率が回復するということでしたので、配信環境の洗い出しをしてからSPFの修正をしました。複数部署がひとつのドメインをそれぞれのツールからメールを送っていたため、SPFへの設定に不備があったんです。そこをサポートの方にひとつひとつ紐解いてもらって、SPFの設定を正しく行うための各事業部への説明にも入ってもらい、無事修正することができました。

プレミアムサポートによる支援で、特に印象に残っているエピソードはありますか?

山村氏

送信システムの整理やSPF設定が完了して開封率が回復してきた頃、ドメインレピュテーションが急に低下し、メールの開封率も下がったんです。
実は、ついつい全宛先へ一斉配信を続けていたことが原因で、受信サーバーから価値のないメールと見なされていたのですが、当時は自分たちだけではどうしようもありませんでした。すぐにサポート担当へ電話したところ、お忙しいなか20分ほどみっちり対応方法を教えていただきました。そのアドバイス通り、しっかり読んでくれる人に配信を絞るなど対策した結果、1ヶ月ほどで回復することができ、現在は高い水準を保てています。もし自社だけで対応していたら……と思うと、そのビジネスインパクトは本当に恐ろしいですね。

村井氏

あとはコーポレートサイトのお問い合わせからのアラートメールが社内に届かなくなった際、当社のインフラ状況を深く理解した上で、解決まで導いてくださったことが非常に印象に残っています。
当時は社内で原因が特定できず混乱していたのですが、サポートの方はDMARC分析レポートなどの客観的なデータから、認証に失敗している送信環境をすぐに特定してくださいました。さらに設定すべき内容や修正すべき箇所をわかりやすく案内いただけたおかげで、無事に解決することができました。単にツールの使い方を教えるだけではなく、私たちのビジネスを止めないために迅速に動き、自社のインフラ状況を私たち以上に把握してサポートしてくださる姿勢には、本当に頭が下がる思いでしたね。

導入前の課題は解決できましたか?

村井氏

はい。以前の水準を超えて、大幅に向上しました。
登録完了時のサンクスメールの開封率は2026年2月には平均57.5%へと倍増。また、相談促進メールについても現在は60%台にまで達しています。

山村氏

開封率が向上したおかげで、メールからの相談予約数も、一番落ち込んでいた時期の3倍くらいになるのではないかと見込んでいます。

その他に、ベアメールを導入して良かったことがあれば教えてください。

山村氏

DMARC分析機能によってなりすましメールの実態が可視化され、社内のセキュリティ意識が根本から変わったことです。きっかけは、年末年始に当社がサイバー攻撃を受けたことでした。その際、サポート担当の方にDMARCレポートを詳細に調査していただいたところ、当社のドメインを騙るなりすましメールが、月に数千通規模で送られていることが判明しました。
それまでは、自社ドメインがこれほど悪用されているとは想像もしておらず、リスクを把握しきれていなかったんです。この事実を経営企画部に共有したことで、自社ドメインの悪用を放置することはコンプライアンス上の問題であるという認識が広まり、社内の危機管理意識が非常に高まりました。
現在は、自分たちが抱えるリスクを正確に把握し、セキュリティ面についても取り組む体制が整いました。当社の名前を信じてメールを受け取る求職者や企業の皆さまに対し、誠実に向き合うための大きな一歩になったと感じています。

ベアメールを検討されている企業へ、おすすめポイントを教えてください。

山村氏

やはりサポートをおすすめしたいですね。知識レベルや業務状況に合わせて支援してくれるので非常に心強いです。
私たちはSPF・DKIM・DMARCといった専門用語に全く馴染みがない状態でしたが、サポートの方が用語の意味や仕組みを私たちの業務に即して丁寧に解説してくださいました。そのおかげで、今ではサポートの助言を仰ぎながら自社で適切な判断や設定変更が行えました。その助言も業務負荷を考慮したうえで現実的な解決策を考えてくれたので、安心してお任せできました。専門知識がなくて運用や外部ベンダーとのやり取りに不安を感じている企業にこそ、ぜひおすすめしたいです。

ありがとうございました。最後にまとめの言葉をお願いいたします。

山村氏

法人・個人のお客さま問わず、転職活動やビジネスの重要な場面において、メールは引き続き中心的なコミュニケーションツールであり続けると考えています。
今後、メールを活用した施策に全力で取り組めるよう、まずは確実に届く環境を維持することが大前提です。Googleなどのプラットフォーム側で新しいルールが適用される際も、早くキャッチアップし、影響を受ける前に対策を打てる体制を継続していきたいです。

村井氏

メールが確実に届く状況を維持しつつ、今後はそれ以外のツールを含めたコミュニケーションの適正化に注力したいと考えています。私たちがターゲットとする若年層の求職者の多くは、日常生活ではLINEやSNSをメインに利用しています。そのため、今後はメール配信と他のツールをどう組み合わせていくかなど、求職者にとって利便性の高いコミュニケーションのあり方を追求していきたいと考えています。

ありがとうございました。

jaic_ロゴ
企業名
株式会社ジェイック
代表
代表取締役 佐藤 剛志
本社所在地
東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル7F
設立
1991年3月
事業内容
教育研修・採用支援事業
「7つの習慣®」などの世界的メソッドを用いた法人向け教育研修、および独自の教育プログラムを組み込んだ若手・新卒層向けの就職支援「カレッジ®」シリーズを展開。マッチングプラットフォームや大学支援を通じ、教育から採用・定着までを一貫して提供する人財最適化ソリューション事業。
URL
https://www.jaic-g.com/