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最終更新日:2026.04.14
メールを送信した直後に「Delivery Status Notification」などのバウンスメールが返ってきて、原因がわからず対応に困った経験はないでしょうか。バウンスメールは、何らかの理由でメールが宛先に届かなかった場合に返されますが、数字や英語のメッセージが並び、内容を把握しづらいケースも少なくありません。
本記事では、バウンスメールに記載されている3桁の数字であるエラーコードについて、主な種類や意味を解説します。RFCで定義されているコードに加え、Gmailなど大手フリーメールで使用される独自のコードについても併せて紹介します。エラーコードの意味を理解しておくことで、メール配信トラブルの原因を特定し、適切に対処しやすくなるでしょう。
目次
メールのエラーコードとは
メールの処理状態は、応答コードという3桁の数字で表されます。特に、4または5から始まるコード(4xx/5xx)はエラーを示すため、一般的にエラーコードと呼ばれます。SMTP応答は、この3桁の応答コードと英文メッセージで構成され、場合によっては拡張ステータスコード(5.1.1など)などが含まれることもあります。
存在しないアドレスや、一時的に使用できないアドレスにメールを送ると、SMTP通信上でエラーが返され、その内容がバウンスメールとして通知されます。エラーコードは、このバウンスメールに記載されている情報から確認できます。
エラーコードは、RFC(Request for Comments)によって定義されており、メール送信処理の様々な状態が分類されています。そのため、エラーコードの内容を把握することで、メールエラーの原因を特定しやすくなります。
なお、バウンスメールを放置して無効なアドレスへの送信を続けると、送信元の信頼性(レピュテーション)が低下し、迷惑メールと判定されたり、受信拒否されたりするリスクがあります。このようなトラブルを防ぐためにも、エラーコードの内容を確認し、適切に対応することが重要です。
応答コード(エラーコード)の基本ルール
RFCによって定義される応答コードは3桁の数字で構成されており、それぞれの数字に意味があります。
1桁目の意味
応答コードの1桁目は、処理結果の大まかな状態を示します。
応答コード 処理結果 意味 2xx 成功 メールサーバーへの要求が正常に処理された 3xx 処理継続のため、追加の情報が必要 メールサーバーへの要求が受け付けられ、追加の情報を待っている 4xx 一時的なエラー 一時的な問題により、処理に失敗した 5xx 永続的なエラー 永続的な問題により、処理に失敗した
2桁目の意味
応答コードの2桁目は、応答の種類(カテゴリ)を示します。
エラーコード 応答の種類 意味 x0x 構文(Syntax) 構文エラー(SMTPコマンドの誤りなど) x1x 情報(Information) ステータスやヘルプなどの情報要求に対する返信 x2x 接続(Connections) 伝送チャネル(通信経路)に関する応答 x5x メールシステム(Mail system) 受信側メールシステムのステータス
3桁目の意味
エラーコードの3桁目は、エラーの具体的な内容に応じて個別に定義されています。
参考:RFC5321 – Simple Mail Transfer Protocol 日本語訳
https://tex2e.github.io/rfc-translater/html/rfc5321.html(2026/4/8確認)
メール送信時に注意すべきエラーコード一覧
実際のメール送信で注意すべきエラーコードについて、一時的なエラー(4xx)と永続的なエラー(5xx)に分けて紹介します。ここでは、RFCに定義されている一般的なエラーコードを取り上げます。
4xx(一時的なエラー)
4から始まるエラーは、一時的な問題によって処理が完了しなかったことを示します。主にネットワークやサーバーの不具合などが原因で発生します。そのため、時間をおいて再送することで解決する場合があります。
以下は、4xxの代表的なエラーコードとメッセージです。
エラー メッセージ 説明 421 <domain> Service not available, closing transmission channel サーバーが利用できない、または接続を維持できないため、通信チャネル(接続)が切断された 450 Requested mail action not taken: mailbox unavailable 相手先のメールボックスが一時的に利用できない(ロックや一時的な障害など)ため、処理が実行できない 451 Requested action aborted: local error in processing 処理中にエラーが発生したため、要求された処理が失敗した
※多くの場合、受信側サーバーの一時的な処理エラーによって発生452 Requested action not taken: insufficient system storage システムストレージ容量が不足しているため、要求された処理は実行できない
5xx(永続的なエラー)
5から始まるエラーは、永続的な問題によって処理に失敗したことを示し、宛先のアドレスが存在しない、受信側のメールボックスに問題があるなどの原因で発生します。多くの場合、再試行しても解決せず、設定や送信条件の見直しが必要となります。
以下は、5xxの代表的なエラーコードとメッセージです。
エラーコード メッセージ 説明 500 Syntax error, command unrecognized SMTPコマンドの構文に誤りがあり、コマンドが認識されない 501 Syntax error in parameters or arguments パラメータまたは引数の文法に誤りがある 502 Command not implemented 指定されたSMTPコマンドが実装されていない 503 Bad sequence of commands SMTPコマンドの実行順序が正しくない 504 Command parameter not implemented 指定されたSMTPコマンドのパラメータが実装されていない 550 Requested action not taken: mailbox unavailable 宛先のメールボックスが存在しない、または利用できないため、要求された処理は実行できない 551 User not local; please try [forward-path] 指定されたユーザはこのサーバーでは受信できないため、 [forward-path]で示されたアドレスへの転送を試す必要がある 552 Requested mail action aborted: exceeded storage allocation 相手先のメールボックスの容量超過により、要求された処理が実行できない 553 Requested action not taken: mailbox name not allowed 相手先のメールボックスの名前が不適切なため、要求された処理が実行できない 554 Transaction failed トランザクションが失敗したことを示す汎用エラー(ポリシー違反やフィルタによる拒否など)
「550」は、宛先が存在しない場合に加え、受信側のポリシーによる拒否(ブラックリスト登録、コンテンツ内容、レピュテーションなど)を含む、幅広い理由で返されるエラーコードです。「551」は転送設定に関するエラーで、指定した宛先では受信できない場合に発生します。
「552」が返された場合は、受信側のメールボックスの容量超過が主な原因と考えられます。ただし、メールサイズの上限超過などが原因となる場合もあるため、エラーメッセージの内容も併せて確認しましょう。
大手フリーメールで使われる主なエラーコード一覧
エラーコードはRFCで定義されていますが、大手フリーメールでは、独自採番によるエラーコードが使用されることがあります。ここでは、主要なフリーメールサービスによる代表的なエラーコードの例を紹介します。
Gmail
以下に、Gmailで使われる代表的なエラーコードと拡張ステータスコード、メッセージを示します。特に、「550,“5.7.1”」はポリシー違反や認証エラー、スパム判定などのセキュリティ関連エラーを意味することが多く、優先的に確認すべきです。また、「550,”5.7.26”」が返された場合は、 DMARC認証に失敗し、ポリシーに基づいてメールが拒否されている可能性があります。
エラーコード+拡張ステータスコード メッセージ 説明 421,“4.3.0” Temporary System Problem. 一時的なシステムの問題です。しばらくしてからもう一度お試しください。 421,“4.4.5” Server busy, try again later. サーバーがビジー(高負荷など)な状態です。しばらくしてからもう一度お試しください。 421,”4.7.0” Try again later, closing connection. しばらくしてからもう一度お試しください。接続を閉じます。 450,“4.2.1” The user you are trying to contact is receiving mail too quickly. Please resend your message at a later time. If the user is able to receive mail at that time, your message will be delivered. 送信先のユーザは、短時間に大量のメールを受信しています。後でメールをもう一度送信してください。その時に相手がメールを受信できれば、あなたのメールは正常に送信されます。 The user you are trying to contact is receiving mail at a rate that prevents additional messages from being delivered. Please resend your message at a later time. If the user is able to receive mail at that time, your message will be delivered. 送信先のユーザは短期間に大量のメールを受信しているため、これ以上メールを受信することができません。後でメールをもう一度送信してください。その時に相手がメールを受信できれば、あなたのメールは正常に送信されます。 Peak SMTP relay limit exceeded for this customer. This is a temporary error. ユーザのピーク時のSMTPリレーの上限を超えています。これは一時的なエラーです。 451,“4.3.0” Email server has temporarily rejected this message. メールサーバーで一時的にメールが拒否されています。 Multiple destination domains per transaction is unsupported. Please try again. トランザクションごとの複数の送信先ドメインはサポートされていません。もう一度お試しください。 451,“4.4.2” Timeout – closing connection. タイムアウトです。接続を閉じます。 451,“4.5.0” SMTP protocol violation. SMTPのプロトコル違反です。 451,”4.7.26” Unauthenticated email from domain-name is not accepted due to domain’s DMARC policy, but temporary DNS failures prevent authentication. このドメインからの未認証メールはドメインのDMARCポリシーのため許可されませんが、一時的なDNS障害により認証が妨げられています。 452,“4.2.2” The recipient’s inbox is out of storage space. 空き容量がないため受信者の受信トレイが無効になっています。 452,“4.5.3” Domain policy size per transaction exceeded, please try this recipient in a separate transaction. トランザクションごとのドメインポリシーサイズを超過しています。この受信者にはトランザクションを分割してお試しください。 ※受信者のドメインのメールポリシーのサイズ(ポリシーのサイズ・ポリシーの数、またはその両方)を超過していることを意味します Your message has too many recipients. メールの宛先の数が多すぎます。 454,“4.7.0” Cannot authenticate due to temporary system problem. Try again later. システムの一時的な問題により認証できません。しばらくしてからもう一度お試しください。 523,”5.7.10” SMTP protocol violation, no commands allowed to pipeline after STARTTLS. SMTPのプロトコル違反です。STARTTLSの後にはコマンドをパイプライン処理することはできません。 550,“5.1.1” The email account that you tried to reach does not exist. Please double-check the recipient’s email address for typos or unnecessary spaces. このメールアカウントは存在しません。送信先のメールアドレスをもう一度確認し、誤字や不必要なスペースがないか確認してください。 550,“5.2.1” The email account that you tried to reach is inactive. このメールアカウントは無効です。 The user you are trying to contact is receiving mail at a rate that prevents additional messages from being delivered. 宛先のユーザは短期間に大量のメールを受信しているため、これ以上メールを受信することができません。 550,“5.4.5” Daily sending limit exceeded. 1日あたりのメール送信数の制限を超過しています。 ※メール送信数制限については、以下を参照してください https://knowledge.workspace.google.com/admin/gmail/gmail-sending-limits-in-google-workspace?hl=ja Daily SMTP relay limit exceeded for user. ユーザの1日あたりのSMTPリレーの上限を超えています。 550,“5.7.0” Email relay denied ip-address. The sending email account has been temporarily suspended due to abuse. メールリレーがIPアドレスを拒否しました。不正使用のため、送信元メールアカウントが一時的に停止されています。 Email sending denied. メール送信が拒否されました。 550,“5.7.1” Email quota exceeded. メール容量を超過しました。 Invalid credentials for relay ip-address. The IP address you’ve registered in your Workspace SMTP Relay service doesn’t match the domain of the account this email is being sent from. リレーIPアドレスの認証情報が無効です。Workspace SMTPリレーサービスに登録したIPアドレスが、このメールの送信元アカウントのドメインと一致しません。 This message is likely unsolicited email. To reduce the amount of spam sent to Gmail, this message has been blocked. このメールは迷惑メールの可能性があります。Gmailに送信される迷惑メールの量を減らすためにこのメールはブロックされました。 The IP you’re using to send mail is not authorized to send email directly to our servers. Use the SMTP relay at your service provider instead. メールの送信で使用するIPアドレスは、Googleのサーバーへのメールの直接送信が承認されていません。代わりに、ご利用になっているサービスプロバイダのSMTPリレーを使用してください。 The user or domain that you are sending to (or from) has a policy that prohibits the email that you sent. 送信先(または送信元)のユーザまたはドメインが使用しているポリシーによりメールを送信することができません。 Daily SMTP relay sending limit exceeded for this customer. ユーザの1日あたりのSMTPリレーの上限を超えています。 550,”5.7.26” Unauthenticated email from domain-name is not accepted due to domain’s DMARC policy. このドメインからの未認証メールはドメインのDMARCポリシーのため許可されません。 550,“5.7.28” There is an unusual rate of unsolicited email originating from your IP address. To protect our users from spam, email sent from your IP address has been blocked. メールの送信で使用するIPアドレスから異常な数の未承諾メールが送信されています。送信先ユーザを迷惑メールから保護するため、こちらのIPアドレスはブロックされました。 552,“5.2.2” The recipient’s inbox is out of storage space and inactive. 空き容量がないため受信者の受信トレイが無効になっています。 552,“5.3.4” Your message exceeded Google’s message size limits. Googleのメールサイズの上限を超えています。
※25MBを超えるファイルを添付することはできません553,“5.1.2” We weren’t able to find the recipient domain. Please check for any spelling errors, and make sure you didn’t enter any spaces, periods, or other punctuation after the recipient’s email address. 受信ドメインが見つかりません。スペルミスがないこと、受信者のメールアドレスの後にスペース・ピリオド・その他の句読点記号がないことを確認してください。
参考:Google Workplace「GmailのSMTPに関するエラーとコード」
https://knowledge.workspace.google.com/admin/support/troubleshooting/gmail-smtp-errors-and-codes?hl=ja&visit_id=639101722723304513-1828388966&rd=1(2026/4/8確認)
Yahoo!メール
以下に、Yahoo!メールで使われる代表的なエラーコードとメッセージを示します。メッセージに「No such user」や「Invalid recipient」が含まれる場合は、宛先不明として配信リストからの除外が必要です。
エラーコード メッセージ 説明 441 (受信者のメールアドレス): Sorry, I wasn’t able to establish an SMTP connection. (#4.4.1)
I’m not going to try again; this message has been in the queue too long.宛先のサーバーは存在します が、メールの受け入れをしていません。宛先のメールアドレスが間違っている可能性があります。 443 (受信者のメールアドレス): CNAME lookup failed temporarily. (#4.4.3)
I’m not going to try again; this message has been in the queue too long.宛先のドメインが不正です。メールアドレスが間違っている可能性があります。 550 (受信者のメールアドレス):IPアドレス does not like recipient.
Remote host said: 550 Requested action not taken: mailbox unavailable Giving up on IPアドレス宛先のアドレスのメールボックスが何らかの理由により使用不可となっています。 IPアドレス does not like recipient.
Remote host said: 550 … User unknown
Giving up on IPアドレス宛先のメールアドレスが間違っている、もしくは別のメールアドレスに変更されている可能性があります。
※メールアドレスが正しい場合は、宛先のメールアドレスの管理者に問い合わせてください。(送信者のメールアドレス): Connected to IPアドレス but sender was rejected.Remote host said: 550 Access denied 送信者のアドレスが拒否されました。宛先側で受信拒否設定を行っている可能性がります。 (受信者のメールアドレス):IPアドレス does not like recipient.
Remote host said: 550 Invalid recipient:
(受信者のメールアドレス):
Giving up on IPアドレス宛先が不正です。宛先のメールアドレスが間違っている可能性があります。 553 (受信者のメールアドレス):IPアドレス does not like recipient.
Remote host said: 553
No such user here
Giving up on IPアドレス宛先のユーザが送信先サーバーに存在しません。宛先のメールアドレスが間違っている、もしくは別のメールアドレスに変更されている可能性があります。 554 delivery error: dd This user doesn’t have a yahoo.co.jp account. (受信者のメールアドレス) 指定した宛先が存在しません。 delivery error: dd Sorry, your message to (受信者のメールアドレス) cannot be delivered. This account is over quota. 宛先のメールボックスの保存容量が規定容量を超え、新しいメールを受け取れません。 (受信者のメールアドレス):IPアドレス does not like recipient.
Remote host said: 554 (送信者のメールアドレス):
Recipient address rejected: Access denied Giving up on IPアドレス該当サーバーが宛先への中継を拒否しました。宛先側で受信拒否設定を行っている可能性があります。 yahoo.co.jp: 554 delivery error: dd Sorry your message to (受信者のメールアドレス) cannot be delivered. This account has been disabled or discontinued. 宛先のメールアドレスが何らかの理由で利用停止されている状態です。
参考:Yahoo!メールヘルプ「メール送信エラーの原因と対処方法(MAILER-DAEMON@yahoo.co.jpからの警告メール)」
https://support.yahoo-net.jp/PccMail/s/article/H000007265(2026/4/8確認)
Outlook
以下に、Outlookで使われる代表的なエラーコードを示します。Outlookでは、送信元の評価や認証設定、メール内容などを基に、独自のポリシーで受信が拒否されることがあります。
エラーコード 説明 421 RP-001 Outlook.comサーバーに接続しているメールサーバーIPが、許可されたレートの制限を超えました。レート制限の理由は、IP/ドメインの評価に関連しています。 421 RP-002 Outlook.comサーバーに接続しているメールサーバーIPが、この接続に許可されたレートの制限を超えました。レート制限の理由は、IP/ドメインの評価に関連しています。 421 RP-003 Outlook.comサーバーに接続しているメールサーバーIPが、許可された接続の制限を超えました。制限の理由は、IP/ドメインの評価に関連しています。 550 SC-001 Outlook.comのポリシーに基づき、メールが拒否されました。拒否の理由は、メールの内容が迷惑メールの特徴に似ていることか、IP/ドメインの評価に関連している可能性があります。 550 SC-002 Outlook.comはポリシー上の理由によりメールを拒否しました。Outlook.comに接続しているメールサーバーIPが、ネームスペースマイニング行為(※)を示しています。 ※ネームスペースマイニング行為:存在するメールアドレスを推測するために、大量の宛先へ機械的にメールを送信する行為 550 SC-003 Outlook.comはポリシー上の理由によりメールを拒否しました。IPアドレスがオープンプロキシまたはオープンリレーとして認識されているようです。 550 SC-004 Outlook.comのポリシーに基づき、メールが拒否されました。このIPアドレスから送信されたメールに関する苦情を受け取ったため、このIPアドレスはブロックされました。 550 DY-001 Outlook.comはポリシー上の理由によりメールを拒否しました。通常、動的IPから送信されたメールは受信拒否されます。 550 DY-002 Outlook.comはポリシー上の理由によりメールを拒否しました。考えられる理由として、サーバーまたはパソコンが不正に使用されたかウイルスに感染した可能性があります。 550 OU-001 Outlook.comはポリシー上の理由によりメールを拒否しました。この受信拒否の詳細を参照、または受信拒否の解除を要請するには、(http://www.spamhaus.org)にアクセスしてください。 550 OU-002 Outlook.comのポリシーに基づき、メールが拒否されました。拒否の理由は、メールの内容が迷惑メールの特徴に似ていることか、IP/ドメインの評価に関連している可能性があります。
参考:Microsoft|Outlook.comポストマスター「トラブルシューティング」
https://sendersupport.olc.protection.outlook.com/pm/troubleshooting(2026/4/8確認)
メールエラーの主な原因と対処法
メールエラーは様々な要因によって発生しますが、エラーコードやメッセージの内容を確認することで、大まかな原因を把握できます。特に、同じエラーが繰り返し発生している場合は、配信内容や送信環境に問題がある可能性があるため、注意が必要です。ここでは、メールエラーの主な原因と対処法を解説します。
存在しないメールアドレスへの送信
存在しないメールアドレスへの送信は、エラーの主な原因の一つです。送信先アドレスに誤りがないかを確認するとともに、定期的にリストクリーニングを行い、古いアドレスを除外しましょう。また、ダブルオプトインを導入することで、誤ったアドレスの登録を防ぐ効果が期待できます。
なお、存在しないメールアドレスへの送信を繰り返すと、送信元の信頼性(レピュテーション)の低下につながり、正当な宛先に対してもメールが届きにくくなる可能性があるため注意が必要です。
リストクリーニングの方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
メールのリストクリーニングとは? 具体的な実施方法、宛先リストの品質を保つポイントを解説|ベアメールブログ
添付ファイルサイズの制限超過
添付ファイルの容量オーバーも、送信エラーの原因となります。送信前に、ファイルサイズが大きすぎないか確認しましょう。
メールサイズの確認方法や超過時の対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。
メールサイズとは? 送信前にメールサイズを確認する方法、超過する場合の対策を解説|ベアメールブログ
送信制限の超過
メールサービスによっては、1日の送信数やメール1通あたりの宛先数、SMTPサーバーへの同時接続数などに制限が設けられている場合があります。これらの上限を超えると、一時的に送信がブロックされたり、エラーとなる可能性があります。
大量配信を行う場合は、利用しているサービスの送信制限を事前に確認し、上限を超えないよう配信スケジュールを調整することが重要です。
送信ドメイン認証(SPF・DKIM・DMARC)の不備
送信ドメイン認証は、メールが正規の送信元から送られていることや、途中で改ざんされていないことを検証する仕組みです。これらの設定に不備があったり、認証に失敗したりすると、受信側のポリシーによってメールが拒否される場合があります。
そのため、SPF・DKIM・DMARCが正しく設定されているか、認証に失敗していないかを確認することが重要です。
SPF・DKIM・DMARCの設定を確認する手順や、認証に失敗する原因については、以下の記事で詳しく解説しています。
SPFの確認方法は? 設定の確認手順や認証結果の見方、失敗する原因を解説|ベアメールブログ
DKIMの確認方法は? 設定の確認手順や認証結果の見方、失敗する原因を解説|ベアメールブログ
DMARC認証が失敗する原因は? DMARC failの修正方法を解説|ベアメールブログ
送信元IP・ドメインの評価(レピュテーション)低下
受信側のメールサーバーは、過去の配信実績や迷惑メール報告の有無などを基に送信元の信頼性(レピュテーション)を評価しています。評価が低い場合、メールが迷惑メールとして扱われたり、受信拒否されたりすることがあります。
また、新しいIPアドレスから短期間に大量のメールを送信すると、レピュテーションが確立されていないために不審と判断され、エラーとなる場合があります。
存在しないアドレスへの送信を避けるためのリスト管理や、迷惑メール報告を防ぐための配信頻度・コンテンツ内容の見直しを行いましょう。また、新しい環境から配信する場合は、配信量を段階的に増やしながら送信実績を積み上げていくことが重要です。
レピュテーションの仕組みや改善方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
IPレピュテーションとドメインレピュテーションとは? レピュテーション向上のポイントを解説|ベアメールブログ
なお、安定した配信を行うためには、レピュテーションが適切に管理された配信環境を利用することも有効です。ベアメールの「メールリレーサービス」では、高い到達率を維持するための配信基盤を提供しています。メール配信に課題がある場合は、ぜひご相談ください。
迷惑メール判定や受信ポリシーの影響
受信側は、メールの内容や送信方法、送信環境などを総合的に評価し、迷惑メール判定を行っています。正規のメールであっても、条件によっては迷惑メールと判定され、迷惑メールフォルダに振り分けられたり、受信拒否されたりする場合があります。
また、各メールサービスは独自のポリシーに基づいて受信制御を行っており、これに該当した場合もエラーとなることがあります。
対策としては、送信ドメイン認証(SPF・DKIM・DMARC)を正しく設定することに加え、不審と判断されやすいメール内容(過度な装飾や不自然なリンクなど)を避けることが重要です。また、配信リストの管理や送信頻度の最適化など、送信環境全体の見直しも有効です。
迷惑メール判定の原因や対処方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
迷惑メール判定サイト・ツール紹介|自社メールが迷惑メールになる原因と確認方法も解説|ベアメールブログ
送信元IPやドメインのブラックリスト登録
送信元IPやドメインがブラックリスト登録されている場合、メールがブロックされ、エラーとなることがあります。ブラックリスト登録の原因は、受信者からのスパム報告や突然の大量配信、送信ドメイン認証設定の不備、同意を得ていないアドレスへの送信、メールの件名や本文の内容など多岐にわたります。
自社のIPやドメインがブラックリストに登録されていた場合は、まず原因を特定し、適切な対策を講じたうえで、速やかに解除申請を行う必要があります。
ブラックリスト登録の確認方法や解除申請の手順については、以下の記事で詳しく解説しています。
ブラックリスト登録されたメールの確認・解除方法について|ベアメールブログ
まとめ
本記事では、メール送信時に発生する主なエラーコードや、その意味、原因について解説しました。エラーコードを確認することで、メールが届かない原因を把握しやすくなります。
一方で、メールエラーの原因は宛先不明や設定ミスだけでなく、送信ドメイン認証の不備やレピュテーション低下、迷惑メール判定など多岐にわたります。そのため、原因を特定し、適切に対処することが難しいケースも少なくありません。
メールが届かない原因を正しく把握し、改善につなげるためには、配信環境全体を可視化することが重要です。ベアメールの「迷惑メールスコアリング」では、テストメールを送信するだけで、メール本文の問題や送信ドメイン認証の状況、ブラックリスト登録の有無、DNS設定、キャリアごとの到達度などを確認でき、迷惑メール判定のリスクを総合的に診断できます。
