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CASE STUDIES 導入事例

メールリレーサービス トランザクションメール

株式会社テンポスフードプレイス

決済明細書を添付した重要なメールの大半が不達!
ベアメールを導入し、コストを抑えて迅速な解決が可能に。

テンポスフードプレイス
取材日:2023年5月23日

導入前の課題

  • 毎月送る加盟飲食店へのキャッシュレス決済明細書を添付した重要なメールで、突然の不達が発生。問い合わせが殺到したため、早急な対応が必要だった。
  • サーバ会社へ相談するも回答がもらえず、原因がわからなかった。取り急ぎの対策として、1通ずつメールを送ったり、郵送をしたりとリソースが割かれていた。
  • お客さま向けにマイページの提供も検討したが、開発コストが400万円程度かかるなど、実現のハードルが高かった。

導入後の効果

  • メール到達率100%を実現。お客さまからの問い合わせもなくなり、管理画面からメール配信の結果も確認できるため、きちんとメールが届いていることを実感。
  • お金に関するキーワードは迷惑メール判定されやすいなど、コンテンツ面での注意点含めメールを届けるためのナレッジを得られた。
  • リーズナブルな料金設定のため、コストを抑えて迅速に事象を解決できた。

customer's voice

加盟飲食店向けメールの半数が不達になり、問い合わせの電話が殺到!
1通ずつ送付しなおすも解決せず、早急な対策が必要に。

テンポスフードプレイス
佐々木 壽雄 氏

テンポスフードプレイスさまの事業について教えてください。

佐々木氏

飲食店をこれから開業する方、すでに開業している方に向けてさまざまなサービス提供を行なっています。

具体的には、飲食店の開業に必要な手続きや厨房機器など設備の販売、食材仕入れ、POSシステムや決済端末など通信・情報機器の導入、衛生管理、集客、販促デザイン、人材紹介なども行っています。経費削減や経営改善のサポートのほか、お店の敷地に自動販売機を設置するご案内なども行っています。テンポスグループで支援に携わった飲食店は、年間2万件以上になります。

佐々木さまの役割についてお聞かせください。

佐々木氏

現在はキャッシュレス決済サービスをメインに、新規事業開発を担当しております。

例えば、「飲食店を開業したいけど、誰に相談したらいいか分からない」「同じサービスがいろいろあってどれを選べばいいのか分からない」「導入した機器の設定方法が分からない」といったお悩みから、そもそも「飲食店を開業したいが、なにから手をつけたらいいのか分からない」というお悩みまで、お客さまの課題はさまざまです。

飲食店の開業に向け、さまざまなお悩みを持つお客さまのお役に立てるようなサービスを開発しています。

ベアメールの利用シーンを教えてください。

佐々木氏

キャッシュレス決済サービスを導入しているお客さまへのメール送信に、ベアメールのメールリレーサービスを利用しています。
毎月2回の締め日ごとに、キャッシュレス決済の清算を行い、決済金額分を振り込みます。振り込みの前に、お客さまごとに決済金額の明細書を添付したメールを一斉送信するのです。

ベアメール導入前の課題について教えてください。

佐々木氏

キャッシュレス決済明細書を添付したメールの不達です。2022年7月ごろ、お客さまから「決済明細書が届かない」と、ひっきりなしに電話がかかってきたことで、メールの不達が発覚しました。突然のことで、当時はお客さま対応に追われて大変でしたね。

大量のメールを一斉に配信したことが原因ではないかと考え、1通ずつメールを再送しましたが、それでも解決しませんでした。メールでは届かないので、決済明細書を封書で送るなど、問い合わせ対応の他にも多くのリソースを割く必要がありました。

サービス提供開始時は決済明細書を印刷して封書で送っていたのですが、お客さまの増加に伴いメール配信に切り替えました。メール配信に切り替えてから4〜5年経過していますが、今まではまったく問題なかったので、突然メールが届かなくなったことには非常に驚きましたね。

メールの不達状況について詳しく調査したところ、半数以上のお客さまにメールが届かなくなっていたことがわかりました。

突然メールが不達になり、どのように原因調査を進められたのでしょうか?

佐々木氏

設定内容の確認や、異なるドメインからメール送信をすることで到達可否を確認するなど、さまざまな調査を行いましたが、原因の特定はできなかったです。

利用しているキャリア系のレンタルサーバ提供会社に問い合わせましたが、電話での問い合わせを受け付けていませんでした。経緯の説明や今後の対策について電話でのサポートを希望していたので、「電話で連絡をください」とメールでお願いしてみましたが、返信がなかったため、サーバ環境についてはそれ以上調査を進めることができませんでした。

ベアメールをトライアルするきっかけは何だったのでしょうか?

佐々木氏

事業パートナーに相談したことがきっかけです。
同社も大量のメールを配信しており、同じようにメールの不達が発生していたことを知りました。彼らは対応策としてリンクの「ベアメール メールリレーサービス」を利用したところ、メールが届くようになったということでした。そこで事業パートナーよりベアメールのトライアルを勧められたのです。

ベアメールのトライアルでの印象はいかがでしたでしょうか?

佐々木氏

トライアルでの配信結果は大変良かったです。リンク担当者、事業パートナーにも立ち会ってもらい、メール配信後の結果を確認したところ、お客さまのメールアドレスの入力ミスによる不達を除けば、到達率は100%でした。
管理画面から、メール配信後すぐに配信結果を確認できるため、きちんとお客さまへメールが到達していることを実感できました。

問題解決が確認できたことで、すぐにベアメールの導入を決断していただいたのでしょうか?

佐々木氏

実は、導入の決断はすぐではありませんでした。
別の解決手段として、決済明細書がダウンロードできるお客さま向けのマイページを用意する方法も検討していたのです。しかし開発コストが400万円程度かかるため、なかなか踏み切れない状態となっていました。その点、ベアメール メールリレーサービスであれば、メール中継オプションを追加しても月額7,000円と大変リーズナブルでした。

今後もキャッシュレス決済を導入する飲食店は、ますます増加すると思います。お客さまの利便性を考えると、将来的にマイページ機能を追加することもあるかもしれませんが、当面、世間的にもメールは継続して利用されていくことを考えると、安価に、そしてすぐにメールの不達を解決できるベアメールの導入を決定しました。

お尋ねしたいのですが、チャットツールなどコミュニケーション手段が多様化する中で、BtoBの事業において、今後もメールによるコミュニケーションは続くのでしょうか?

リンク 担当者

続くと考えられます。メールは低コストでダイレクトにメッセージを送信できることや、証跡として残しやすいことから、重要な情報についてはメールによるコミュケーションを中心に利用されているようです。ありがたいことにメールでお困りのお客さまから、引き続きご相談をいただいています。

ベアメール導入後の成果を教えてください。

佐々木氏

メールが届かない問題は解決しました。迷惑メールフォルダに振り分けられることもなく、継続して安定したメール配信ができていますね。
決済明細書のメールが確実に届くようになったことで、問い合わせや郵送対応がなくなりとにかく良かったです。

もう一点お尋ねしたいのですが、他部署でECサイトを運営していますが、ECサイトから送られる自動返信メールでも、同様の不達が発生するリスクはあるのでしょうか?

リンク 担当者

そのリスクはもちろんあります。最近では、ECサイトや免税品の予約サイトで、商品購入者への自動返信メールや、商品に関する問い合わせに対しての返信メールが不達となったお客さま事例がありました。

ECサイトのような販売者と購入者の顔が見えないお取引の場合、メールは非常に重要なコミュニケーションツールとなります。メールが届かないことでの機会損失や、顧客満足度の低下、ブランドイメージへの悪影響など、ビジネスインパクトも大きいと考えられています。

(参考事例)
日本空港ビルデング:免税品予約サイトからのメールが不達。
ナチュラル・ハーモニー:オンラインストアからのメールが届かず、問い合わせが殺到。

佐々木氏

ありがとうございます。メールが届かないことがないか、EC事業部の担当者に確認してみます。

テンポスフードプレイス

ベアメールを検討中の企業に向けて、おすすめポイントを教えてください。

佐々木氏

導入時の接続設定さえ行えば、その後は私たちが特別な対策を実施しなくても確実にメールが届く点ですね。

リンクの担当者から伺いましたが、お金に関する内容は迷惑メールに判定されやすい傾向があるようですね。当社のサービスの性質上、お金に関するキーワードは使用せざるを得ないですが、メールは確実に届けなくてはいけません。メールの不達という事象は、お金に関するメールを送信していれば起こる恐れがあるため、キャッシュレス決済サービスの代理店を展開している同業他社には、とくに紹介したいです。

ありがとうございます。最後に、今後の取り組みについてお聞かせください。

佐々木氏

当社は、飲食店向けキャッシュレス決済事業を中心に、今後も新しいことに取り組んでいく予定です。融資から始まり、訪日外国人にも飲食店へ来店してもらえるような集客の仕組み、飲食店同士のネットワークの構築など、多岐にわたる飲食店の支援とプロデュースができればと考えています。飲食店がより一層発展していく、より良いサービスを提供できるよう取り組んでいきます。

JBSAPロゴ
企業名
株式会社テンポスフードプレイス
代表取締役
森下 篤史
設立
2018年9月28日
本社所在地
東京都大田区東蒲田2-30-17サンユー東蒲田ビル6F
事業内容
・飲食店の開店・開業支援
・ホームページ制作
・集客クーポンサイト運営
・飲食店の経営・運用支援
URL
https://tenposfoodplace.jp/