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CASE STUDIES 導入事例

迷惑メールスコアリング トランザクションメール

株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン

「迷惑メールスコアリング」と「プレミアムサポート」を活用し、
メルマガやトランザクションメールの不達を短期間で解決

GDO
取材日:2023年12月6日

導入前の課題

  • お客さまからの指摘により、メルマガとトランザクションメールのどちらもきちんと届いていないことが発覚した。
  • 会員向けのキャンペーンをメールで告知する必要があったため、早急な問題解決が必要だった。
  • メールの不達に対し、何から手をつければいいかまったくわからなかったため、相談できるパートナーを求めていた。

導入後の効果

  • メールが届いていなかった原因を突き止め、対策を次々と進めたことで迅速な問題解決に至った。
  • 迷惑メール判定されにくいメルマガの作成方法や運用ルールだけではなく、自社の抱える課題全体を理解した上で、改善に向けたアドバイスをもらうことができた。
  • 定例会を開催し、メールに関する課題や不安点を都度相談することができるようになった。
  • メールに関する世の中のトレンドや最新の対策について解説してもらえるなど、専門的なナレッジを得られるようになった。

customer's voice

お客さまからの問い合わせによりメールが届いていないことが発覚。
リンクのサポート力を高く評価し、すぐに導入を決断!

GDO
UXD本部 UX推進部 CRM企画チーム
鈴木 基晃 氏

GDOさまの事業について教えてください。

鈴木氏

当社はゴルフに関連する事業を多岐にわたって展開しています。

国内外の多数のメーカーのゴルフ用品を販売するECサイト事業、“日本で一番探しやすい”を目指したゴルフ場予約サービス、ゴルフ関連の最新情報を発信していくメディア事業、ゴルフの上達をサポートするレッスン事業やゴルフ練習場向けサービス(練習場ビジネス)などです。

レッスン事業であるGOLFTECでは、初回にお客さまのスイングを撮影・数値化します。13,000人以上のビッグデータをもとに分析を行い、誰にでもわかりやすく改善点を解説し、一人ひとりのレベルに合わせたロードマップに基づきレッスンを行っています。

練習場ビジネスでは、高性能カメラで撮影されたボールの飛距離・弾道・ボールスピード等のデータが瞬時に各打席のモニター画面上に可視化され、ゴルフ練習場での単調な打ちっぱなしが、より実践的な練習へと一新される最新鋭の打球追跡システム「Toptracer Range(トップトレーサー・レンジ)」の導入を全国のゴルフ練習場へ進めています。世界的に著名なコースをバーチャルラウンドして、同じシステムを使っている世界中のゴルファーとスコアを競い合ったり、1つの打席で仲間と射的や魚釣りに見立てたゲームで遊ぶなど、これまでの練習場では実現不可能だった楽しみ方をソフトウェア上で実現しています。

> サービス・事業
https://company.golfdigest.co.jp/service/

ご出席者の役割についてお聞かせください。

鈴木氏

CRM全体の統括管理をしており、その一環でSalesforce Marketing Cloudを使ってメールシステムの管理運用を担当しています。チームリーダーポジションです。

GDO
UXD本部 UX推進部 CRM企画チーム
キョウ 華 氏

キョウ氏

Salesforce Marketing Cloudを利用して、ゴルフ場予約事業のシナリオ作成を中心に業務を担当しています。

GDO
システムマネジメント本部 開発部 会員基盤開発チーム
花本 ひかる 氏

花本氏

Salesforce Marketing Cloudを利用し、主にゴルフショップのシナリオ作成を行っています。他システムを利用したプッシュ配信なども行っています。

ベアメールで利用しているサービスを教えてください。

鈴木氏

「迷惑メールスコアリング」と、オプションサービスの「プレミアムサポート」を利用しています。

迷惑メールスコアリングとプレミアムサポートを利用していただくことになったきっかけについて教えてください。

鈴木氏

当社が発行するメルマガとトランザクションメール※が、どちらも迷惑メールに判定されたことがきっかけです。

当社のメルマガは、ゴルフ場予約で使える優待情報やゴルフ関連商品の案内、国内外のゴルフに関する最新情報を配信しており、楽しみにされているお客さまが多くいらっしゃるため、お客さま自ら「メルマガが届かない」と問い合わせをいただくことがありました。コロナ禍も落ち着き始め、ゴルファーにとっては「久しぶりにゴルフをやろう!」という気持ちになってくる時期だったので、お客さまには本当に申し訳なかったです。

別部署で、リンクが提供しているクラウド型コールセンターサービス「BIZTEL」を導入していたのですが、当社の本部長から「BIZTELを提供しているリンクは、メール不達問題解決のプロフェッショナルだ」とアドバイスがあり、すぐに問い合わせをしました。


※トランザクションメール:Webサイト上での会員登録や予約など、あらかじめ設定したトリガーによってシステムから送られる自動送信メールのこと。

初回打ち合わせ時の印象を教えてください。

鈴木氏

当時、メールが届かないことに対しどのような対策を講じればいいのかまったくわからなかったため、打ち合わせで当社の問題に対し親身に相談に乗ってもらえたことに安心感を覚えました。その親身な姿勢とサポート力が非常に魅力的だと感じ、初回打ち合わせ後すぐにトライアルの申し込みを決めました。

迷惑メールスコアリングのトライアルでの印象はいかがでしたでしょうか。

鈴木氏

迷惑メールスコアリングの診断結果は、非常に見やすい印象でしたね。
当社が送っているメールをいくつか診断したところ、どうやらメルマガに問題があることがわかりました。メルマガの内容を更に詳しく分析したことで、対応が必要となる箇所を発見することができました。

迷惑メールスコアリングと併せて、プレミアムサポートを導入された決め手について教えてください。

鈴木氏

初回打ち合わせ時から、当社にとって一番の問題でもあるメールの不達に対し、しっかりと改善に向けた提案をいただき安心できましたので、トライアル申し込みの時点で迷惑メールスコアリングとプレミアムサポートの本導入を決めていました。

プレミアムサポートでは、メール到達率改善のプロフェッショナルに課題の整理から解決のためのアイデアやアドバイスまでもらえる点も決め手でした。
別部署でBIZTELを利用していた実績もありサポート力についてはお墨付きで、当社内でもリンクは信頼できる企業として評価は大変高かったです。おかげで、稟議申請もノンストップで通りました。

customer's voice

プレミアムサポートは課題抽出と対策を議論する貴重な場として活用。
専門的ですぐに役立つアドバイスがもらえる点はおすすめ!

GDO

メールの不達が解決できたときの状況を教えてください。

鈴木氏

今でもしっかりと覚えていますが、2022年12月27日にメールの不達が解決されました。
年始にキャンペーンを多数用意していたので、何が何でも年末にはメールを送れる準備を整えてなければいけない状態だったので、メール不達問題が解決したときはメンバー全員で万歳をしたほど忘れられない日になりましたね。

メールの不達を解消するために、リンクには全面的に支援していただきました。
まず最初にダブルオプトイン※の対応を検討しましたが、すぐにその仕組みを実装することは難しかったので「3回メールを送信後に相手から反応がなければ送信を停止する」など、配信停止ルールを整備することで対応しました。実施した対策は色々とありますが、現在の問題や状況を加味しながら、当社の要望を実現するためのアドバイスをいただいたことで迅速な問題解決につながったと思います。


※ダブルオプトイン:ユーザが登録フォームからメールアドレスを登録した後、登録したアドレス宛にメールが送信され、メール内のURLをクリックすることで本登録される仕組みのこと。メールアドレスの登録間違いを防ぐために利用される。

プレミアムサポートの活用状況を教えてください。

鈴木氏

月数回、プレミアムサポートによる定例会を開催しています。当社メンバー、リンクメンバーで互いに課題を挙げて、どのような対策を行うか相談しながら決めていく貴重な場になっています。

具体的には、迷惑メールスコアリングの診断結果の内容報告と、それに伴う改善策を協議しています。
当社では会員向けにメルマガを配信しています。診断結果をもとにメール内容の見直しを行なった他に、分割配信や配信頻度の変更など運用ルールの見直しを行いました。
それだけでなく、会員登録の仕組みや、メール配信を行うシステムの連携方法など、メール配信に関わる全体に対してアドバイスをいただける点が非常にありがたいです。当社が抱えている課題の全貌を理解いただけたからこそ、各課題に対し適切な対処方法を整理し、優先順位を決めながら対応ができたと感じています。

また、定例会ではリンクがメールのプロフェッショナルだからこその、メールに関する世の中のトレンドや最新の対策について解説をしてもらえることも役立っています。

今後、リンクとともに解決に取り組んでいきたいことについて教えてください。

鈴木氏

当社Webサイトでの会員登録システムの見直しです。すでに、リンクにシステムの改修についてアドバイスを受けながら、要件定義がまとまってきています。

その他、トランザクションメールのDKIM※ ・ DMARC※ 設定を進めていきたいです。2024年2月に適応開始されるGmailのガイドライン対策※のために、インフラチームとやりとりをしながら、現在設定を進めている状況です。


※DKIM:電子署名を用いてメール送信者のドメインを認証する技術。詳しくは以下のブログをご覧ください。
DKIMを導入するには?仕組みや設定方法を解説 | ベアメールブログ

※DMARC:SPFとDKIMの認証結果をベースにヘッダFromのドメインを認証する技術。詳しくは以下のブログをご覧ください。
DMARCとは?仕組みやメリット、導入方法まで解説 | ベアメールブログ

※Gmailの送信者ガイドライン:Gmailでは 2024 年 2 月以降、Gmail アカウントに 1 日あたり 5,000 件以上のメールを送信する送信者に対し、1. 送信メールを認証すること、2. 未承諾のメールまたは迷惑メールを送信しないようにすること、3. 受信者がメールの配信登録を容易に解除できるようにすること、の3つが義務付けられます。
以下ブログでも詳しく紹介をしています。
2024年2月以降Gmailに送信するための新要件とは?新しい送信者ガイドラインへの対応策 | ベアメールブログ

迷惑メールスコアリングとプレミアムサポートを検討中のお客さまにおすすめポイントを教えてください。

鈴木氏

企業が直面している課題に対し、専門的ですぐに役立つアドバイスがもらえる点ですね。特に社内にナレッジがない企業にとっては非常に心強いと思います。
当社のようにお客さまにしっかりとリーチできるメールマガジンの文面の作り方からわからなかったりする企業は、「まずプレミアムサポートを導入してみてください!」と伝えたいですね。
プレミアムサポートは、メールの配信をする前のレビュー機関というイメージです。配信前の不安点を事前にクリアな状態にできるので、安心して本番配信を行えます。ぜひ活用してみてください。

GDO

ありがとうございます。最後に、今後の取り組みを教えてください。

鈴木氏

当社は、ゴルフを楽しむ皆さまを応援し、これからも日本のゴルフ文化を支えていきたいと考えています。
今後の取り組みは、新技術を用いながらお客さまのゴルフの上達に役立ち、楽しめるコンテンツを引き続き提供していくことです。そのためにも、当社のメルマガを楽しみにしていただいているお客さまにメールがしっかりと届くように、ブラッシュアップしていきたいと思います。さらに、メルマガを通して当社の他のサービスも伝えていきたいですね。

GDOロゴ
企業名
株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン
代表取締役
石坂 信也
設立
2000年5月1日
本社所在地
東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア8階
事業内容
ゴルフ場予約・ゴルフ用品販売・広告・メディア事業・練習場ビジネス・レッスン事業
URL
https://company.golfdigest.co.jp/
https://golfdigest.co.jp/